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食と体調管理

平野美宇が東京五輪で「卓球への理解が深まった」という毎日欠かさず行なったこと

保坂明美

2021.10.01

同学年の伊藤美誠(写真右)と共に、中学生時代から世界を舞台に戦ってきた。2014年のワールドツアーではペアを組み史上最年少優勝を果たしている。※写真は同年韓国オープンのもの。(C)Getty Images

同学年の伊藤美誠(写真右)と共に、中学生時代から世界を舞台に戦ってきた。2014年のワールドツアーではペアを組み史上最年少優勝を果たしている。※写真は同年韓国オープンのもの。(C)Getty Images

――平野選手はお母様が卓球の指導者ということもあり、3歳から卓球を始められたという平野さんですが、ジュニア時代のお食事についてお聞かせください。 

「私は小さい頃あまり食べる方ではなかったので、頑張って食べるようにしていた記憶があります。特に中学生になると母や周りの人から『もっと食べなさい』とって頻繁に言われるようになり、だんだんと、食べられるようになったと思います。母は忙しいながらも毎食、バランスの良い食事を心掛けてくれていたと思います。高校は寮生活だったので母のご飯を食べることはなくなりましたが、卒業後はまた家族と住んでいるので、食べられるようになりました。でも今は父が作ってくれたり、妹が作ってくれているので、本当に家族のサポートには感謝の気持ちでいっぱいです」   

――ご家族の支えも大きかったのですね。好き嫌いはありましたか? 
 
「好き嫌いはあまりありませんでした。山梨出身なので、桃やシャインマスカットとか好きです。あとはお肉。焼肉とかも好きでよく結構行きます。唯一苦手なのがメロンです」 

――メロンが苦手とは珍しいですね 。

「そうなんです(笑)。よく言われます。何で苦手なのかと言われるとあの味が“ウリウリ”している感じがちょっと…」 
 
――山梨出身ということは、きのこも身近な食材だったのではないでしょうか? 

「そうですね。きのこは好きで昔も今もよく食べます。はい、好きです。小さい頃からお味噌汁とかによくきのこが入っていたので、馴染みがある食材ですし、身体に良い印象もあるので、意識的に定期的に食べるようにしています」 

――今後、肉体面で改善していきたい点や、ここを鍛えていきたいという課題はありますか? 

「筋肉量がなかなか増えづらく、体脂肪が上がりやすかったりするので、体脂肪を下げて筋力を上げたいというのが目標です。でも、筋肉は努力しないとつかないですし、食べ過ぎてしまっても脂肪が多くつくので、自分のベスト体重をコントロールするのがとても難しいしです。ただ、でもコントロールできた時はすごく卓球も調子がいいので、継続していきたいですね」 

――筋肉をつけるにあたり、食事で意識していることは?  

「普段はタンパク質をしっかり摂ることを意識しています。栄養士さんにいくら練習やトレーニングをしてもタンパク質が足りないと筋力がつかないと言われました。また、それに加えて野菜も意識的に食べています。特に色の濃い野菜、ほうれん草とかモロヘイヤがあると全然違うと思うので、必ず1食に1つ入れるようにしています」 

「身体が一番大事」。「きのことパスタの組み合わせが好きです」。未公開インタビュー公開中!

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