中盤エリアでボール保持をしながら、勢いが出ないと見るや奥側へ高い弾道を蹴り込んで味方を走らせる。
相手の後衛が極端に下がっているとわかれば、その手前側へと大胆にキックパスを通す…。
このように、周りと繋がりながら少機を手繰り寄せんとした。最後はいくつかのスキルミスで12―34と泣いたが、ジャッジメントそのものには一定の手応えを掴めた。
「日本代表はどういうテンポでアタックするかがすごく大事。テンポがない時には、コントロールしなければいけない。テンポのある時はそのスピードを活かしてどんどんアタックしてプレッシャーをかけていくようにする。(その判断は)この大舞台でどんどん試合を重ね、よくなっています」
その後のサモア代表戦を経て、予選プールDでの戦績を2勝1敗とした。10月8日のアルゼンチン代表戦は、勝ったほうが決勝トーナメント行きを決められる大一番だ。
スタッド・デ・ラ・ボージョワールでのこの一戦でも、松田はスタンドオフとしてチームに白星をもたらす。
「自分たちがいいゲームコントロールをして、相手にプレッシャーをどうかけ直すかがキーになる。(得点の)チャンスというのは絶対にあるし、それを逃さないために全員がスイッチオンして繋がってやることが大事です。冷静に素早く判断して、スペースにボールを運べるように準備したいです」
京都の伏見工高卒業後は、入学前から大学選手権で連覇していた帝京大で卒業するまで頂点に立ち続けた。重圧を乗り越えるのも得意だ。
取材・文●向風見也
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このように、周りと繋がりながら少機を手繰り寄せんとした。最後はいくつかのスキルミスで12―34と泣いたが、ジャッジメントそのものには一定の手応えを掴めた。
「日本代表はどういうテンポでアタックするかがすごく大事。テンポがない時には、コントロールしなければいけない。テンポのある時はそのスピードを活かしてどんどんアタックしてプレッシャーをかけていくようにする。(その判断は)この大舞台でどんどん試合を重ね、よくなっています」
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「自分たちがいいゲームコントロールをして、相手にプレッシャーをどうかけ直すかがキーになる。(得点の)チャンスというのは絶対にあるし、それを逃さないために全員がスイッチオンして繋がってやることが大事です。冷静に素早く判断して、スペースにボールを運べるように準備したいです」
京都の伏見工高卒業後は、入学前から大学選手権で連覇していた帝京大で卒業するまで頂点に立ち続けた。重圧を乗り越えるのも得意だ。
取材・文●向風見也
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