―-パリ五輪本番は新種目ということもあって、日本中の人々が選手たちの一挙手一投足を見守りました。
1回戦から勝ち上がっていくんですけど、フィジカルを上げたり、ムーブ数も沢山いるので、結構大変でしたね(笑)。見ている人から「採点が難しい」という声を沢山いただきましたけど、実際にやっている私たちも結果が出るまで分からないんです。接戦になって「勝ったでしょ」と自分の中で思っていても「うわ、負けた」と結果になることもある。だからこそ、「負けたとしても納得いく踊りができればそれでいい」と考えながらやりました。
―-オランダのINDIA選手との準々決勝はどうでしたか?
やっぱり悔しかったですね。「もうちょっと何とかできたな」という感覚があったので。踊り終わった瞬間は「やりきった」という気持ちが湧いた反面、「ちょっとミスというか、キレイに流れていないな」と感じたポイントもあったので、「絶対に勝った」とは思えなかった。実際に直後にボードが上がって、「あー、やっぱり出し切れなかったんだな」と感じました。でも「次に向けてまた頑張ろう」とすぐに切り替えましたね。
―ー優勝したAMI選手のパフォーマンスは?
アミーゴ(湯浅亜美選手=ダンサーネーム=AMI)は出し切っていたなと心底、感じました。彼女があの日一番輝いたというのは紛れもない事実。一緒に長い間、同じ道のりを辿ってきましたし、ああいう大舞台で力を出し切れるのは本当にすごいこと。尊敬しましたね。
―-半井重幸選手(ダンサーネーム=SHIGEKIX)と大能寛飛選手(同=HIRO10)という男子2人を含めて、日本勢の奮闘は光りました。
男子2人を含めて、みんなが各々のスタイルで勝負し、その良さを最大に出し切っていて日本勢の奮闘は光りました。ブレイキンをいろんな人に知ってもらえたことが嬉しかったですね。それまでは「ブレイキンって何?」と言われることも多かったですけど、素晴らしい機会を与えてもらいましたし、人生の中でもいい経験ができたと有難く感じています。
五輪に参加したことで、スケボーやトランポリン、飛び込みや自転車など他競技の選手と話をする機会をいただいたのも貴重なことでした。私たちはそういうチャンスが滅多にないので。できれば、次の2028年のロサンゼルスはブレイキン発祥の地であるアメリカでの五輪だったので、正式種目になってほしかったですけど、その次の2032年ブリスベン大会でまた復活してほしい。今はそう願っています。
―-福島さんのこれからの目標は?
自分自身のキャリアを続けていくというのはまず当たり前にあって、さらにブレイキンの指導や普及活動をこれまで以上に頑張っていきたいと思っています。自分がダンスを通して伝えられることをどんどん増やしていければ理想的ですね。
40代になったこともあって、体作りや健康維持についても発信していければいいなと考えています。30代以上の人たちが健康な体をキープしていくためには、気持ちもすごく大事じゃないですか。そのあたりのことをどうやって伝えていく術を今、自分なりに模索しているんですが、老若男女を集めたイベントとか環境作りができたらいいですよね。2025年のうちに形にできるように頑張ります。
―-福島さんが日々、体のために取り組んでいるトレーニングがあれば教えてください。
私が必ずやっているのは、練習前のヨガですね。YouTuberでフォローしている人が2人いて、それぞれ10分程度のセットなんですけど、参考にさせてもらっています。毎回やるのは肩回りのケアと体幹とゴムチューブトレーニング。1回40分くらいのメニューを毎日やっています。そういうことを地道に続けていくことが大切なので、これからも続けていこうと思っています。
1回戦から勝ち上がっていくんですけど、フィジカルを上げたり、ムーブ数も沢山いるので、結構大変でしたね(笑)。見ている人から「採点が難しい」という声を沢山いただきましたけど、実際にやっている私たちも結果が出るまで分からないんです。接戦になって「勝ったでしょ」と自分の中で思っていても「うわ、負けた」と結果になることもある。だからこそ、「負けたとしても納得いく踊りができればそれでいい」と考えながらやりました。
―-オランダのINDIA選手との準々決勝はどうでしたか?
やっぱり悔しかったですね。「もうちょっと何とかできたな」という感覚があったので。踊り終わった瞬間は「やりきった」という気持ちが湧いた反面、「ちょっとミスというか、キレイに流れていないな」と感じたポイントもあったので、「絶対に勝った」とは思えなかった。実際に直後にボードが上がって、「あー、やっぱり出し切れなかったんだな」と感じました。でも「次に向けてまた頑張ろう」とすぐに切り替えましたね。
―ー優勝したAMI選手のパフォーマンスは?
アミーゴ(湯浅亜美選手=ダンサーネーム=AMI)は出し切っていたなと心底、感じました。彼女があの日一番輝いたというのは紛れもない事実。一緒に長い間、同じ道のりを辿ってきましたし、ああいう大舞台で力を出し切れるのは本当にすごいこと。尊敬しましたね。
―-半井重幸選手(ダンサーネーム=SHIGEKIX)と大能寛飛選手(同=HIRO10)という男子2人を含めて、日本勢の奮闘は光りました。
男子2人を含めて、みんなが各々のスタイルで勝負し、その良さを最大に出し切っていて日本勢の奮闘は光りました。ブレイキンをいろんな人に知ってもらえたことが嬉しかったですね。それまでは「ブレイキンって何?」と言われることも多かったですけど、素晴らしい機会を与えてもらいましたし、人生の中でもいい経験ができたと有難く感じています。
五輪に参加したことで、スケボーやトランポリン、飛び込みや自転車など他競技の選手と話をする機会をいただいたのも貴重なことでした。私たちはそういうチャンスが滅多にないので。できれば、次の2028年のロサンゼルスはブレイキン発祥の地であるアメリカでの五輪だったので、正式種目になってほしかったですけど、その次の2032年ブリスベン大会でまた復活してほしい。今はそう願っています。
―-福島さんのこれからの目標は?
自分自身のキャリアを続けていくというのはまず当たり前にあって、さらにブレイキンの指導や普及活動をこれまで以上に頑張っていきたいと思っています。自分がダンスを通して伝えられることをどんどん増やしていければ理想的ですね。
40代になったこともあって、体作りや健康維持についても発信していければいいなと考えています。30代以上の人たちが健康な体をキープしていくためには、気持ちもすごく大事じゃないですか。そのあたりのことをどうやって伝えていく術を今、自分なりに模索しているんですが、老若男女を集めたイベントとか環境作りができたらいいですよね。2025年のうちに形にできるように頑張ります。
―-福島さんが日々、体のために取り組んでいるトレーニングがあれば教えてください。
私が必ずやっているのは、練習前のヨガですね。YouTuberでフォローしている人が2人いて、それぞれ10分程度のセットなんですけど、参考にさせてもらっています。毎回やるのは肩回りのケアと体幹とゴムチューブトレーニング。1回40分くらいのメニューを毎日やっています。そういうことを地道に続けていくことが大切なので、これからも続けていこうと思っています。