「今まで、チームを作るのってこんなに大変だとは思いませんでしたから、勉強になります。日立や東洋紡では日本一にもなれたし、スタッフもたくさんいて恵まれていましたね。限りある中で、特に母体企業がなく市民の方に支えられ、みんなの思いはあるけれど、その中で選手としてやっていることはすごいこと。入ってみないと分からないことがあります。Vリーグの改革にもフィードバックしたいと思います」。Vリーグ理事としても、新たな挑戦はプラスになる。
大林さんの今も変わらぬ人気を裏付ける場面があった。
サマーリーグの試合を2階の観客席で観戦中、短時間に数人の観客から声を掛けられた。
写真撮影やサインに気軽に応じ、「今、ブレス浜松というチームにゼネラルマネジャーとして携わっているんですよ」と添えるのを忘れなかった。
現役時代、182センチの長身と左腕を生かし、ライト側からレフト側まで走ってコート幅いっぱいを使った移動攻撃(ブロード)は、「モトコスペシャル」と呼ばれ、世界を席巻した。
そのアタッカーが今、ブレス浜松や選手、そしてVリーグがさらに輝けるよう、目立たない場所から打ちやすい「トス」を上げることに専念する。
文●北野正樹(フリーライター)
【著者プロフィール】
きたの・まさき/2020年11月まで一般紙でプロ野球や高校野球、バレーボールなどを担当。関西運動記者クラブ会友。
大林さんの今も変わらぬ人気を裏付ける場面があった。
サマーリーグの試合を2階の観客席で観戦中、短時間に数人の観客から声を掛けられた。
写真撮影やサインに気軽に応じ、「今、ブレス浜松というチームにゼネラルマネジャーとして携わっているんですよ」と添えるのを忘れなかった。
現役時代、182センチの長身と左腕を生かし、ライト側からレフト側まで走ってコート幅いっぱいを使った移動攻撃(ブロード)は、「モトコスペシャル」と呼ばれ、世界を席巻した。
そのアタッカーが今、ブレス浜松や選手、そしてVリーグがさらに輝けるよう、目立たない場所から打ちやすい「トス」を上げることに専念する。
文●北野正樹(フリーライター)
【著者プロフィール】
きたの・まさき/2020年11月まで一般紙でプロ野球や高校野球、バレーボールなどを担当。関西運動記者クラブ会友。
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