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食と体調管理

「悔しい経験をプラスに活かせるよう」なでしこジャパン・清水梨紗が挑む二度目の五輪。さらなる成長を支える食生活

サッカーダイジェスト編集部

2024.03.01

写真:サッカーダイジェスト

写真:サッカーダイジェスト

■これからのこと

――残りのリーグ戦はもちろん、2月には北朝鮮との五輪最終予選(※)があります。これからの目標をお聞かせください。(※取材日:24年1月20日)

 リーグでは下から2番目で厳しいところにいます。今後はどれだけ勝星を積み上げられるか。自分自身は、ウェストハムでも代表でも、絶対に怪我をせずに、常に試合に絡んで、コンスタントにパフォーマンスを出せるかにこだわっています。常に試合に出続けるのがずっと目標にしていることです。

――2011年のワールドカップ優勝以降、なでしこジャパンには常に大きな期待やプレッシャーがあったかと思いますが、どのよう向き合っているのでしょうか?

 2011年の優勝を自分もテレビ越しに見ていて、なでしこジャパンになりたいと思いました。女子サッカーを盛り上げるのはなでしこジャパンの活躍が不可欠だと思っています。

■ジュニアアスリートへのアドバイス

――高校、大学に通いながら選手生活を続けていました。学業とスポーツを両立させるためのアドバイスがあれば教えてください。

 学業もサッカーにつながっていると思っています。逆に、サッカーを一生懸命やれば、それが勉強にも生きるはず。両立するのは難しいですけど、努力を重ねることはどちらも同じだと思います。自分の人生を豊かにしていく部分にも繋がってきますよね。

――最後にジュニアアスリートへアスリートとして上達するために必要なマインド、競技への向き合い方などのアドバイスをお願いします。

 まずはプレーしているスポーツを楽しむことが大事です。いろんなことを考えて、いろんな話を聞いていると思いますが、頭でっかちになり過ぎず、思いっきり楽しむことも必要です。自分はジュニアの頃、食が細くて親の助けも借りてきました。自分に合った食事を見つけていくのも必要だと思います。
 
しみず・りさ/1996年6月15日生まれ、兵庫県出身。

日本女子代表通算62試合・1得点。2009年にベレーザの下部組織メニーナに加入すると、FWから徐々に守備的なポジションへ転向。不動の右SBとして、各世代別代表にも選出。トップチーム昇格後も主力に定着し、リーグ5連覇をはじめ、数々のタイトルを獲得。20年からはキャプテンも務めた。昨年夏にイングランドのウェストハムへ移籍。3CBの右や、左右のウイングバックにも対応し、新チームでも不可欠な存在となっている。
 

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