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食と体調管理

「ロサンゼルスオリンピックで再び金メダルを取る」体操日本代表・萱和磨が目指す次の目標とその日々を支える食習慣

矢内由美子

2025.05.01

―食材としてのきのこについての印象を教えてください。きのこはお好きでしょうか?

 以前はあまり好きではなかったのですが、結婚してからは妻がきのこ好きなので料理に必ず入っているんですよ。キノコにはいろんな種類がありますし、料理によって使い分けているようで、毎日必ず何かに入っています。

 好きな料理はエリンギ入りのパスタ。今朝はお味噌汁の具がエノキダケと豆腐とほうれん草でした。なめこの味噌汁は昔から好きでした。

―きのこは低カロリーで栄養価の高い食材として注目されています。腸内環境を改善する働きも報告されています。そういった知識はお持ちでしたか?

 ナショナル合宿に行くと管理栄養士さんがいて、そこで学んだり自分から質問したりして知識を得ています。キノコが入っていると料理の嵩が増すし、僕のイメージではキノコは便通を浴してくれる食材。なので、腸内環境が良くなるといいなと思いながら食べていますし、実際に調子は良いです。

―長い競技生活の中で、食生活全般で日頃から大事にしていることはありますか。

 シンプルなのですが、やはりご飯などの炭水化物、肉、野菜、ヨーグルトなどの乳製品や果物など、バランス良く摂ることですよね。とはいえ、やはり一食ですべてを摂るのは難しいと思うので、1日の中で補えるように意識しています。
 

萱 和磨(かや かずま)
1996年11月19日 163センチ 千葉県千葉市出身。

小学2年生の時にテレビで見たアテネオリンピック男子体操・冨田洋之さんの演技に魅了されて体操を始める。習志野高校時代に頭角を現し、順天堂大学1年生だった2015年に初のナショナル入り。「失敗しない男」の異名を取る確実な演技と、何にも動じないメンタルを武器としてている。あん馬と平行棒を得意とし、あん馬では2021年東京オリンピックと2015年および2022年世界選手権で種目別銅メダルを獲得。平行棒では2019年世界選手権で銅メダルを獲得。オリンピックでは通算で金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル1個。世界選手権では金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル3個を手にしている。

ホクト『きのこらぼ』では、次世代の選手へのエールや一問一答、今食べたい「きのこレシピ」など萱選手のインタビューを限定公開中!

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