今季プレミアリーグに昇格したリーズは、現地時間8月18日に行なわれた開幕戦でエバートンを1-0で破り、白星スタートを切っている。
積極的な姿勢で攻勢に立ったホームチームは、ボールポゼッションで54%、相手の3倍のシュート(21本)を放ったものの、なかなかゴールに到達できない。しかし、84分にPK(DFジェームズ・タルコウスキーのハンド判定は大きな物議を醸すこととなったが……)をルーカス・ヌメチャがゴール右隅に決めて決勝点を挙げた。
このPKを獲得するプレーにおいて、起点となるボール奪取をみせたのが田中碧だ。終盤になっても精力的に敵陣深くまでボールを追い続ける姿勢が報われた。日本代表選手は、自身のプレミアリーグ・デビュー戦で、後半アディショナルタイムに交代でベンチに退くまでにボールタッチ58回、シュート2回(枠外)、パス46回(成功42回)、ロングパス2回(成功)、チャンスメイク2回、インターセプト1回、ボール奪取5回、デュエル7回(勝利2回)、ファウル1回、被ファウル2回というスタッツを記録した(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
現地メディアの田中に対する報道や評価を見ると、日刊紙『Daily Mail』は10点満点の採点でチーム3番目タイとなる「7」という及第点以上を与えた。シュートを決めきれなかった場面には苦言を呈するも、「リーズのファンたちは田中のことが本当に大好きだ。彼の交代時には、このMFに対してスタンディングオベーションが送られたが、それも当然のことである。彼は素晴らしい働きを見せたのだから」と称賛している。
『The Guardian』紙も、試合レポートの記事において「この試合で最も際立った存在であり、リーズが今季プレミアリーグ残留を果たすためには欠かせない選手となるであろう田中は、相手GKジョーダン・ピックフォードの牙城を脅かした」と綴っている。
スポーツ専門メディア『VAVEL』の英国版は、「リーズのファンは、彼がチャンピオンシップで素晴らしいシーズンを送ったことで、その実力をよく知っている。そして今度は、世界がこの日本代表選手について知る番だ。田中は卓越しており、中盤で試合のテンポを支配し、エバートンのカウンター攻撃を潰した。中盤での彼の視野と絶え間ない運動量が、リーズが試合を支配するための土台となった。26歳のMFによる信じられないほどのパフォーマンスだった」と絶賛し、採点はなんと満点(10点)とした。
リーズの地元メディアでは、日刊紙『THE YORKSHIRE POST』がチーム2番目タイの「8」を付与。「試合終盤に交代でピッチを退いた際に送られたスタンディングオベーションが、彼のパフォーマンスを物語っていた」と評し、同採点とした『YORKSHIRE EVENNG POST』紙は以下のように、彼のプレーを振り返っている。
「試合に入っていくまで少し時間はかかったが、時間が経つにつれて存在感を発揮し、終盤に見せた粘り強さと推進力は、見ていて喜びを感じさせた。観客は彼を愛している。シュートはやや正確さに欠けたものの、それが彼の武器のひとつであることに疑いはない」
総合メディア『Leeds Live』も、「ボールを横に上手く動かし、ボールを持っている時も持っていない時も、試合の流れをよく読んでいた。ただし、戻りながらのタックルには注意が必要だ。後半はより前にボールを運び、可能な限り攻撃に関与していた」とポジティブに評し、「8」のチーム最高採点(タイ)を与えた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】田中碧が開幕戦で見せた”鬼プレス”
積極的な姿勢で攻勢に立ったホームチームは、ボールポゼッションで54%、相手の3倍のシュート(21本)を放ったものの、なかなかゴールに到達できない。しかし、84分にPK(DFジェームズ・タルコウスキーのハンド判定は大きな物議を醸すこととなったが……)をルーカス・ヌメチャがゴール右隅に決めて決勝点を挙げた。
このPKを獲得するプレーにおいて、起点となるボール奪取をみせたのが田中碧だ。終盤になっても精力的に敵陣深くまでボールを追い続ける姿勢が報われた。日本代表選手は、自身のプレミアリーグ・デビュー戦で、後半アディショナルタイムに交代でベンチに退くまでにボールタッチ58回、シュート2回(枠外)、パス46回(成功42回)、ロングパス2回(成功)、チャンスメイク2回、インターセプト1回、ボール奪取5回、デュエル7回(勝利2回)、ファウル1回、被ファウル2回というスタッツを記録した(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
現地メディアの田中に対する報道や評価を見ると、日刊紙『Daily Mail』は10点満点の採点でチーム3番目タイとなる「7」という及第点以上を与えた。シュートを決めきれなかった場面には苦言を呈するも、「リーズのファンたちは田中のことが本当に大好きだ。彼の交代時には、このMFに対してスタンディングオベーションが送られたが、それも当然のことである。彼は素晴らしい働きを見せたのだから」と称賛している。
『The Guardian』紙も、試合レポートの記事において「この試合で最も際立った存在であり、リーズが今季プレミアリーグ残留を果たすためには欠かせない選手となるであろう田中は、相手GKジョーダン・ピックフォードの牙城を脅かした」と綴っている。
スポーツ専門メディア『VAVEL』の英国版は、「リーズのファンは、彼がチャンピオンシップで素晴らしいシーズンを送ったことで、その実力をよく知っている。そして今度は、世界がこの日本代表選手について知る番だ。田中は卓越しており、中盤で試合のテンポを支配し、エバートンのカウンター攻撃を潰した。中盤での彼の視野と絶え間ない運動量が、リーズが試合を支配するための土台となった。26歳のMFによる信じられないほどのパフォーマンスだった」と絶賛し、採点はなんと満点(10点)とした。
リーズの地元メディアでは、日刊紙『THE YORKSHIRE POST』がチーム2番目タイの「8」を付与。「試合終盤に交代でピッチを退いた際に送られたスタンディングオベーションが、彼のパフォーマンスを物語っていた」と評し、同採点とした『YORKSHIRE EVENNG POST』紙は以下のように、彼のプレーを振り返っている。
「試合に入っていくまで少し時間はかかったが、時間が経つにつれて存在感を発揮し、終盤に見せた粘り強さと推進力は、見ていて喜びを感じさせた。観客は彼を愛している。シュートはやや正確さに欠けたものの、それが彼の武器のひとつであることに疑いはない」
総合メディア『Leeds Live』も、「ボールを横に上手く動かし、ボールを持っている時も持っていない時も、試合の流れをよく読んでいた。ただし、戻りながらのタックルには注意が必要だ。後半はより前にボールを運び、可能な限り攻撃に関与していた」とポジティブに評し、「8」のチーム最高採点(タイ)を与えた。
構成●THE DIGEST編集部
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