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海外サッカー

三笘薫、古橋亨梧、南野拓実のパフォーマンスに現地メディアは厳しめの評価…2戦連発の上田綺世には「得点王争いに加わるだろう」と期待

THE DIGEST編集部

2025.08.18

(左から)モナコの南野、ブライトンの三笘、バーミンガムの古橋。(C)Getty Images

(左から)モナコの南野、ブライトンの三笘、バーミンガムの古橋。(C)Getty Images

 先週末に欧州主要リーグが開幕し、サッカー界は一気に賑わいを増した。すでにスタートしているリーグを含め、各国の舞台では日本人選手の戦いの火蓋も切られている。

 現地時間8月16日には、プレミアリーグでブライトンがフルアム相手にマット・オライリーのPKで1点をリードするも、90+7分に追いつかれてドローに持ち込まれた。このホームゲームで三笘薫は定位置である左ウィングで先発出場し、83分間のプレーでチャンスにも絡んだ。英国の日刊紙『The Guardian』は「前半最大の好機は、オライリーがクロスを送り、三笘がヘディングでゴールの上に外した場面」と報じた。

 ブライトンの地元総合メディア『Sussex World』は、10点満点の採点で及第点の「6」を背番号22に与え、「やや静かな立ち上がり。27分には絶好のチャンスが訪れたが、フリーでのヘディングシュートはクロスバーの上に外れた。65分には、スペースを突いて力強いドリブルを見せたものの、シュートの際に足元を上手く合わせられず。さらに試合終了間際にも決めるべき場面があった。ブライトンはこれだけの決定機を無駄にした事実を本当に悔やむだろう!」と、評価はやや厳しめだった。
 
 同じイングランドでは、チャンピオンシップ(2部)が2節を迎え、バーミンガム・シティは敵地で2-1の勝利。新加入の古橋亨梧はCFとして公式戦3戦連続でのスタメン入りを果たしたが、3日前のシェフィールド・ユナイテッド戦(カラバオ・カップ1回戦)に続くゴールはならず。それどころか、後半ATにベンチに退くまでボールタッチはわずか9回止まりでシュートはゼロと、完全に封じ込まれた。

 バーミンガムの地元メディア『Birmingham Live』の個別評価では、採点は「6」で(チーム最低タイ)、「非常に精彩を欠いたパフォーマンス。試合を通じてなかなかプレーに関与しきれず、疲れが見えていた。自陣のボックス内にヘディングでボールを戻してしまい、それが(ブラックバーンの)トッド・カントウェルのゴールに繋がったのは賢明ではなかった」と、ネガティブに指摘されている。

 同チームのMF岩田智輝には「(CBの)フィル・ニューマンとともにカントウェルの突破を封じ、ペク・スンホと中盤で優位に立ったが、固められた守備を切り崩す作業に苦労した。後半には距離のある位置から低いシュートを放ち、コースは正確だったが、力強さに欠けた」として、チーム2番目タイとなる「7.5」の高採点が付与された。
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