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日本代表

ガーナ戦完勝の日本代表を海外各国のメディアはどう評価した? 「最もシャープなプレー」「完璧なシナリオ」

THE DIGEST編集部

2022.06.12

ガーナ戦で1得点・1アシストの活躍を見せた三笘に、海外メディアも注目しているようだ。(C) Getty Images

ガーナ戦で1得点・1アシストの活躍を見せた三笘に、海外メディアも注目しているようだ。(C) Getty Images

 日本代表は6月10日、キリンカップサッカー2022準決勝でガーナ代表を4-1で下し、14日の決勝ではチュニジア代表と対戦することが決まった。

 ノエビアスタジアム神戸での一戦、ベストメンバーではないアウェーチームを立ち上がりから積極的に攻め立てた日本は、29分には好連係から山根視来が抜け出してシュートを決めて先制。44分にその山根のパスミスからジョーダン・アユーの強烈なミドルで同点とされたが、直後に三笘薫の巻いて入れたクロスがそのままゴールネットを揺らす。後半も流れは変わらず、73分に三笘の突破からのクロスを久保建英が、82分には伊東純也の横パスを前田大然が、それぞれダイレクトで合わせてA代表初ゴールを記録した。

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 防戦の時間が大部分を占めた4日前のブラジル戦とは真逆の展開の試合を大差で制した「森保ジャパン」について、アジア・サッカー連盟(AFC)は公式サイトで「神戸でガーナを4-1で打ちのめした日本は、ブラジル戦の敗北から立ち直った」と伝え、三笘については「1ゴールと他のゴールのお膳立てなど、ダイナミックなフォームを見せた」と評価している。

 一方、アフリカ・サッカー連盟(CAF)は「『青いサムライ』は、“枯渇”したチームで金曜日の試合に臨んだ4度のアフリカ王者『ブラックスターズ』を最もシャープなプレーで下した」と試合を振り返り、ガーナが18人の選手を連れて日本に入国した後、様々な理由で数人の選手を母国に送り返したことなども紹介した。

 ガーナ・サッカー協会(GFA)も公式サイトにて「オットー・アッド監督のチームは、ほとんどのキープレーヤーを欠いてプレーした」と、ベストチームでなかったことを強調するとともに、アユーの同点ゴールについては「絶対的な美しさ」と絶賛したが、「ハーフタイムが明けた後、ガーナが同点を狙って楽しいコンビネーションと勇敢な戦いを繰り広げたが、日本はこれを阻止するための落ち着きを保ち続けた」と綴っている。

 一方、メディアの反応を見ると、ガーナのサッカー専門サイト『GSP1』は「アッドのチームが日本に屈辱的な敗北を喫した」と題した記事で、同国にとって新体制における4戦目での初敗北であることを紹介し、1点ビハインドで臨んだ試合の後半について「日本の攻撃力に対応することができず、2つのゴールを与えたことで、ガーナにとってはより困難な状況となった」と報じた。
 
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