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海外サッカー

「その影響力は強大」遠藤航、マンCとの大一番で「最高殊勲者」に選定され現地メディアからも賛辞!「デ・ブライネの進攻を阻んだ」

THE DIGEST編集部

2024.03.12

遠藤は対峙するデ・ブライネから自由を奪い続けた。(C)Getty Images

遠藤は対峙するデ・ブライネから自由を奪い続けた。(C)Getty Images

 現地時間3月10日に行なわれたプレミアリーグ第28節で、リバプールとマンチェスター・シティの首位攻防戦は1-1に終わった。

 本拠地アンフィールドでの一戦、23分にセットプレーからジョン・ストーンズによる先制を許した「レッズ」は、50分にPKをアレクシス・マク・アリステルが決めて追いつき、その後もチャンスを迎えるが得点には至らず。勝点1止まりに終わった結果、同勝点となったアーセナルに得失点差で首位の座を奪われることとなった。

 ネガティブな結果となった大一番だが、今回もアンカーとしてスタメンに名を連ねた遠藤航は、守備面で存在感を発揮。データ専門サイト『WhoScored.com』によれば、90分間でボールタッチ72回、パス62本(全体5位)、パス成功率95%(全体2位)、キーパス1本、空中戦2回(勝利2回)、タックル4回(成功4回)、クリア2回、インターセプト2回、ファウル1回というスタッツを記録している。
 
 ファン投票によるクラブの「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」にゴールを挙げたマク・アリステルやフィルジル・ファン・ダイクを抑えて選定された背番号3について、クラブはSNSで「何という選手だ!」と賛辞を贈り、公式サイトでは「アンフィールドでの激しい対戦において、中盤で素晴らしいパフォーマンスを見せた」とレポートした。

 日刊紙『The Guardian』はチーム2番目タイの「8」を与え、「マンCに首位の座を奪われるピンチに陥った時、本領を発揮。数々のリカバリーを見せ、ケビン・デ・ブライネを苛立たせた」と寸評でもポジティブな記述。『Daily Mail』紙も、「マンCが中盤で上手く攻撃を展開したにもかかわらず、彼はスマートなプレーを披露。しばしば、デ・ブライネの進攻を阻んだ」と日本人MFを称賛し、こちらもチーム2番目となる「7.5」の高採点としている。

『INDEPENDENT』紙の採点は「8」で、「中盤での闘争心溢れる、絶え間ないエネルギー。力を落としていったデ・ブライネに対して印象的なプレーを見せた」と綴り、『The Telegraph』紙は「ロドリを上手くかわし、マンCが通常は強みとしている中盤の支配を阻止。リバプールにとって、非常に賢明な補強であることを彼は証明した」として、採点は「7」を付与した。
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