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日本代表

王者インテル相手のスーパーゴラッソに賛辞止まず! 鎌田大地に軒並み最高評価「進行役だけでなく解決策としても機能」

THE DIGEST編集部

2024.05.20

今季2点目となるゴールを決めた鎌田。左足でのファインゴールだった。(C) Getty Images

今季2点目となるゴールを決めた鎌田。左足でのファインゴールだった。(C) Getty Images

 現地時間5月19日に行なわれたセリエA第37節、ラツィオは敵地サン・シーロでインテルと1-1で引き分けたが、鎌田大地は32分に鮮やかな先制ゴールを決めている。

【関連記事】たった1か月余りで…伊メディアの評価激変! 好プレー続く鎌田大地に賛辞止まず「プロジェクト外の存在」から「テクニカルリーダー」に
 ニコロ・ロベッラのパスをペナルティーエリア手前で受けた鎌田は、シュートコースが空いているのを確認してすかさず左足を一振、ボールは鋭くゴール左隅へ。ホーム最終戦ということもあってサン・シーロのスタンドを埋め尽くしていた8万人のインテリスタたちの前で披露した一撃は、実に第3節ナポリ(こちらは昨季王者)戦以来となる今季通算2得点目となった。
 
 インテルGKヤン・ゾマーの連続無失点記録を19(セリエA最多は21)で止めた鎌田は、自身のSNSでゴールや歓喜の場面の画像を公開して喜びを表わしたが、クラブはこの日本人選手の得点を「ゴール左下隅に完璧なシュート」とSNSで賛辞を贈っている。

 現地メディアの評価も軒並み高く、10点満点の採点では、スポーツ紙『Gazzetta dello Sport』は「7」(チーム2番目)、『Corriere dello Sport』紙が「7.5」(チーム最高タイ)、一般紙『Il Messaggero』は「7.5」(チーム2番目)を、それぞれ与えた。

『Roma Today』はチーム最高タイの「7」で「重要なゴールとプレースタイルを披露したトレクァルティスタ。イゴール・トゥドール監督の指導によって再生され、複数のポジションで良いパフォーマンスを見せている」、同採点(こちらのチーム最高タイ)の『LEGGO』紙も「重要な試合で彼に幸運がもたらされ、ナポリ戦に続いて今季2ゴール目を決めた」と、それぞれ寸評を綴っている。

 スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』も、MVPに選定されたGKイバン・プロベデルと並んで最高点の「7」を付与、『EUROSPORT』は鎌田をMVPに選定し、「トゥドール監督の下で大きく改善された日本人選手は、祝賀ムードのサン・シーロで輝きを放った。トレクァルティスタとして多くのボールを処理し、存在感を示し、序盤にゴールが取り消された場面ではタティ・カステジャノスにパスを繋ぎ、その後はエリア外から自らゾマーの牙城を崩した。プレスにも多大な労力を費やしている」と、そのプレーを振り返った。
 
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