ロサンゼルス・ドジャースが、現地７月31日のトレード期限を前に３選手を獲得するという。米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報じた。

　パッサン記者によるとドジャースが、左腕アダム・セルウィノウスキー（ボストン・レッドソックス傘下A+）、右腕ポール・ジャーベイス、捕手のベン・ロートベット（いずれもタンパベイ・レイズ）を獲得するようだ。

　またタンパベイ・レイズがドジャースのハンター・フェドゥシア捕手と、シンシナティ・レッズのブライアン・ヴァン・ベル投手を、レッズがレイズからザック・リッテル投手を獲得する３球団のトレードになるという。

　米誌『Sports Illustrated』は、「ドジャースが衝撃的な３チーム間のトレードに関与。ドジャースがレイズ、レッズとのトレードに参加して、フェドゥシアを引き換えにリリーフの21歳セルウィノウスキー、25歳のジャーベイス、27歳のロートベットを獲得する」と報じた。

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  　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』もパッサン記者の報道を引用し、「ドジャースが失うのはフェドゥシアだけ。ウィル・スミス、ダルトン・ラッシングに次ぐ３番手捕手で、MLBでは出場７試合で14打数４安打。スミスかラッシングが負傷でもしない限り、LAで出場機会を得ることはほとんどなかった」と伝えた。

　加入するセルウィノウスキーについては、「2022年にレッズから12巡目指名を受け、今シーズンはA+で18試合（先発17）に登板して防御率4.84、74.1イニングで92奪三振を記録」と経歴を伝え、「この取引で唯一、チームに貢献できる選手と思われる」と見立てたジャーベイスを「22年にニューヨーク・メッツからドラフト12巡目指名を受け、MLBでは6.1イニングを投げて防御率は3.12、63の三振を奪っている」と紹介した。

　ロートベットについては、「今シーズンのMLBで26試合に出場し、打率.095、OPS.297を記録。MLB通算は209試合、打率.186、OPS.540だ。16年にミネソタ・ツインズに２巡目で指名された捕手は、組織の捕手層に厚みをもたらす」と記載した。

構成●THE DIGEST編集部

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