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MLB

「復活を宣言」圧巻2発の日系捕手をMLB公式が称賛! 菊池雄星から奪った一発を「狙い通りの球を捉えた」

THE DIGEST編集部

2025.07.31

1試合2発の大活躍をみせたヒガシオカ。(C) Getty Images

1試合2発の大活躍をみせたヒガシオカ。(C) Getty Images

 テキサス・レンジャーズは現地7月29日(日本時間30日)、敵地エンジェル・スタジアムでロサンゼルス・エンジェルスと対戦し、5-8と敗れている。

【動画】日系捕手ヒガシオカが菊池雄星からホームラン
 この一戦に、レンジャーズは日系4世のカイル・ヒガシオカが「7番・捕手」でスタメン入り。右ハムストリングの張りによって同23日のアスレティックス戦以降、離脱していた35歳のベテランは、2点ビハインドの4回表に先発・菊池雄星が投じた8球目を捉えてレフトスタンドへのソロ本塁打を放って1点差に詰め寄る。
 
 さらに4-7で迎えた8回表には、エンジェルス4番手コナー・ブログトンの5球目を打って今試合2本目となるソロ本塁打を記録した。

 MLBの公式サイト『MLB.com』は負傷から華麗な復活を遂げたヒガシオカについて「復活を宣言する手段の一つ」と書き出した記事の中で、菊池から奪った1本目の本塁打を次のように振り返っている。

「ヒガシオカは打席でのアプローチを複雑にしすぎないようにしている。彼はただ、真ん中付近の球筋を狙っているだけだ。4回表、エンジェルス先発の菊池雄星から放ったこの試合最初のホームランは、まさに狙い通りの球だった。ホームプレートの真ん中を通る球筋だ。カウントをフルカウントまで伸ばし、さらに3球ファウルで粘った後の8球目、ヒガシオカは菊池のゾーン高めに浮いたスライダーを捉えた」

 さらに2本目のホームランに関しても「またしても彼は逃さなかった」と綴りつつ、強烈な一打をこう称えている。

「メジャーでの9シーズンで長打率.409とパワーでは知られていないヒガシオカだが、今季最長打となる411フィート(約124メートル)の一発を放ち、故郷の南カリフォルニアで4打数3安打2打点の好成績をマークした」

 カルフォルニア州出身のヒガシオカは地元での一戦について「地元というか育った場所でプレーするのはいつでも気持ちがいい。ここはグラウンドも良くて、天気もいつも最高だから、戻ってこられて嬉しいよ」と歓喜のコメント。ア・リーグ西地区では、ヒューストン・アストロズが2位のシアトル・マリナーズとレンジャーズに5ゲーム差をつけて頭一つ抜け出た状態。日系捕手の復活が終盤の巻き返しに一役買うのか、注目される。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】ダルビッシュ有が見せた圧巻投球!

 
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