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「佐々木朗希は必要なことをやり遂げた」最速156キロ、ロバーツ監督が3度目のライブBPに満足 右腕の“変化”に言及「体格が良くなったね」

THE DIGEST編集部

2025.08.09

右肩痛からメジャー復帰を目指す佐々木。(C)Getty Images

右肩痛からメジャー復帰を目指す佐々木。(C)Getty Images

 現地8月8日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が本拠地でのトロント・ブルージェイズ戦前に、ライブBP(打者相手の実戦形式登板)に臨んだ。打者9人に対し3イニングの想定で1安打1四球2奪三振。メジャー復帰に向け一歩前進した。

 今年5月に「右肩インピンジメント症候群」のため負傷者リスト(IL)入りしていた佐々木はデーブ・ロバーツ監督やコーチ陣が見守る前で3度目のライブBPに登板。威力ある球威に首脳陣は唸った。

 地元メディアや米放送局『ESPN』によると、佐々木はアレックス・コールと数人のマイナーリーガーを相手に46球を投げ、球速は97マイル(約156キロ)に達したという。
 
 ライブBP後、ロバーツ監督は「彼は必要なことをやり遂げた」と、佐々木の投球内容に満足気な表情を浮かべた。また、佐々木がチームのフィジカル強化コーチとのトレーニングを通じて体重が増えたことを明かした。「ササキはより体格が良くなったね。投球は肩に負担がかからないものになり、よりクリーンになった」とルーキー右腕の変化に言及した。

 ロバーツ監督は、佐々木の今後のライブBP登板や実戦でのリハビリ登板については具体的に決まっていないとした。「ササキは、まだ模索中だ。投手コーチにいろいろ聞いて回っていたし、そういうのは誰しもよくあることだ。彼が自分の投球フォームや本来の調子に自信が持てるようになるまで我々は待っている。打者を攻略できるように集中する。まだその段階に彼は至っていない」と慎重姿勢を崩さなかった。

 シーズン後半での復帰を目指す佐々木。苦難が続くメジャー1年目で“令和の怪物”は本来の剛球を取り戻せることができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】最速は97マイル(約156キロ)!ライブBPに登板した佐々木朗希

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