専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

ベッツ、大不振の原因について自身の考え明かす 「ただ、復帰してから何もできていないだけ」「何かのせいにできれば良かったが、そうはいかない」

THE DIGEST編集部

2025.08.11

昨季途中から不振が続いているとの考えを語ったベッツ。(C)Getty Images

昨季途中から不振が続いているとの考えを語ったベッツ。(C)Getty Images

 キャリアワースト級の不振が続いているムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)は、不調の原因についての考えと不振に陥り始めたタイミングをスポーツ専門メディア『Sports Illustrated』に明かした。
 ベッツは自身の不振が始まった時期は、昨年8月に左手の骨折から約2か月ぶりに復帰したタイミングだと語る。離脱前は打率.304、OPS.892とMVPレースに名を連ねる活躍を見せていたが、復帰後は打率.263、OPS.811に低下。「昨季、手首の怪我から復帰して以来、本当に調子が悪かったんだ」と振り返る。

 今季もその不調を引きずっており、打率.238、OPS.677はいずれもキャリアワーストの数字だ。特にハードヒット率(打球速度95マイル以上の打球)はわずか33.2%で、MLBで下位16%だという。

 32歳のベッツは今季、開幕直前に発症した胃腸炎で出遅れたほか、5月に左足薬指を骨折。さらに7月には義父を亡くすという耐え難い出来事を経験するなど苦しいシーズンを過ごしてきた。ただ元MVPは不調がそれらのせいではないと冷静に分析している。

「何とも関係ないんだ。何かのせいにできれば良かったんだが、そうはいかない。手のせいとか、何かのせいにしていたわけじゃない。ただ、復帰してから何もできていないと言っているだけだ。今シーズンだけの問題じゃない​​​​​​」

 ただ、7月中旬から極度の不振に陥っていたベッツは、8月5日のセントルイス・カーディナルス戦で26打席ぶりとなる安打、6月7日以来の3安打をマーク。さらに8日のトロント・ブルージェイズ戦では24試合ぶりの決勝2ランホームランを放つなど、活躍を見せる場面が増えてきている。

 長く暗いトンネルの出口が見えてきた。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!

【動画】シャーザーからベッツが2ラン! 試合後にはカメラ目線で…

【記事】USA代表監督が「8月に躍進する選手」にベッツを予想「ムーキーが1年中不調なわけがない」 発言の数時間後に59日ぶり3安打

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    10月10日(金)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月16日(木)発売

    定価:980円 (税込)
  • smash

    10月21日(火)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    10月16日(木)発売

    定価:1650円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)