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CY賞投手シャーザーから貴重な逆転2ラン、ベッツに復調の兆し「過去3試合、いずれも長打を放っている」地元紙記者が強調

THE DIGEST編集部

2025.08.09

シャーザーから逆転2ラン本塁打を放ったベッツ。(C)Getty Images

シャーザーから逆転2ラン本塁打を放ったベッツ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツが、復調の兆しを見せている。

 現地8月8日のトロント・ブルージェイズ戦に「2番・遊撃」で出場したベッツは、初回の第1打席で中前打を放ち、5回の第3打席では左翼スタンドに叩き込む逆転2ランアーチ。3度のサイ・ヤング賞を受賞したマックス・シャーザーを攻略した。ベッツの本塁打は7月5日以来、24試合ぶりの一発だった。

 アレックス・フリーランドの四球、大谷翔平の安打で無死一、三塁となった7回の第4打席では、2番手のブレンドン・リトルと対戦。三遊間にゴロを打ち返すと、これが相手遊撃手ボー・ビシェットのフィルダースチョイスを誘って3打点目。ベッツのバットから次々と得点が生まれた。

 ベッツは深刻な不調が続いており、7月の月間打率は.205。8月に入っても最初の4試合で15打数無安打とバットから快音が聞かれなかった。ところが、8月5日の4打数3安打に続いて、翌6日には4打数1安打と当たりが出始め、迎えたブルージェイズ戦では1本塁打を含む4打数2安打、打点3。シャーザーから打った逆転2ランは、大きなインパクトだった。
 
 地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、自身のXでベッツの活躍をポスト。「ベッツは好調かもしれない。5回、大谷翔平の二塁打に続き、7月5日以来となる逆転2ラン本塁打を放った。これで過去3試合、いずれも長打を放っている」と伝えた。

 さらに、ハリス記者は「3試合連続の長打は、5月上旬以来だ」と続けて投稿。ベッツのバットに当たりが戻ってきた点を強調している。

 ちなみに前日の8月7日はベッツの妻ブリアナさんの誕生日。試合後に『SportsNet LA』のインタビューに応じたベッツは、「妻に感謝したい。妻は私に自身を与えてくれた人だから。サンキュー、ハニー。誕生日おめでとう」とカメラ目線で気持ちを伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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