今オフにロサンゼルス・ドジャースが大物三塁手アレックス・ブレグマン（ボストン・レッドソックス）を獲得する可能性があるという。

　米誌『Sports Illustrated』が現地８月18日の記事で、「今オフにフリーエージェントになるかもしれない１億2000万ドル（約177億円）のオールスター選手を、ドジャースが獲得する噂が出ている」と報じた。

　同誌は、米メディア『The Athletic』のジム・ボウデン記者が報じた内容を引用。ボウデン記者は、「31歳のブレグマンの年俸は4000万ドル（約59億円）で、あと２年の契約期間がある。しかし、オプトアウト（契約破棄）して、より長期の契約を求める可能性が高い」と伝えている。

　ブレグマンに関心を持っている球団として、ボウデン記者は「現所属のボストンが第一候補と思われるが、フィラデルフィア・フィリーズ、ニューヨーク・ヤンキース、デトロイト・タイガース、シアトル・マリナーズ、ニューヨーク・メッツ、ドジャースなど、ほかにも有力候補が存在するのは明らかだ」と球団名を列挙した。
  　今シーズンの序盤に大腿四頭筋を負傷したブレグマンだったが、出場80試合で打率.302、出塁率.385、長打率.540、OPS.926、16本塁打、52打点と好成績を残している。

　同誌は、「ドジャースがブレグマンを獲得する可能性はある。35歳になるマックス・マンシーは今シーズンで契約が切れ、2026年は1000万ドル（約14.8億円）の球団オプション。せいぜい26年までしかチームに残らないはずだ。ブレグマンの獲得はドジャースにとって悪い判断ではないだろう。併用もできるし、ブレグマンは別のポジションもこなせる」と、有効性を強調した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ロッキーズ戦で大谷翔平が４打数２安打、１打点！

【記事】「本物はめっちゃ可愛かった」「究極の歌唱力」など反響！ オリックス勝利の女神となった“美しき歌姫”が始球式＆ライブの舞台裏を大公開！