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ロバーツ監督の“大谷翔平とボンズ”の比較論に米メディアが再脚光「いまの野球界ではジャッジと大谷だが、正直に言えばバリーは別格」

THE DIGEST編集部

2025.08.20

時代を代表する打者の大谷(左)、ボンズ(右)。(C) Getty Images

時代を代表する打者の大谷(左)、ボンズ(右)。(C) Getty Images

 現地8月19日、米メディア『Dodger blue』は、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、昨シーズンMLB史上初の「50本塁打・50盗塁」を達成した大谷翔平の打撃を高く評価している一方で、「それでもバリー・ボンズには一日の長がある」と、両者を比較した発言を改めて報じている。

 ロバーツ監督は、選手として1999年から2008年の10年間にわたりMLBで活躍。2015年にサンディエゴ・パドレスで指導者の道に進み、翌16年からドジャースを率いて、現在に至るまで約11年間指揮を執り続け、その間に数多くの名選手たちと関わってきた。
 
 同メディアは、地元日刊紙『The Orange County Register』のビル・プランケット記者の記事を引用し、今年7月のジャイアンツ戦前のロバーツ監督の言葉を紹介している。

「2人は打者としてトップの領域にいるが、ボンズはよりスイングがコンパクトだった。長打力の面では比較できるが、正直に言えば、ボンズは私がこれまで見てきた中で最高の打者だ。毎年打率3割台を記録し、驚異的な出塁率を誇り、週に3度バットを振って3本塁打を放つような打者なんて、もう二度と現れないだろう」

 さらにロバーツ監督は「いまの野球界ではアーロン・ジャッジと大谷がその存在だが、バリーは別格」とも言及。2007年、現役最後のシーズンを迎えたボンズが42歳にして28本塁打を放ち、驚異的な出塁率.480を記録する姿を、当時サンフランシスコ・ジャイアンツに加入したロバーツ監督は間近で目にし、その殿堂入り打者の凄みを実感したと明かしている。

 大谷は8年のMLBキャリアでOPS1.000超を2度記録し、23年には1.066をマーク。一方、ボンズは22年間で15度のOPS1.000超えを達成した。ロバーツ監督の言葉通り、両者は時代を代表する打者であり、その比較は今後も議論を呼ぶだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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