ロサンゼルス・ドジャースが新たな左翼手の起用を検討しているようだ。米誌『Sports Illustrated』は現地８月23日、「ドジャースがマイケル・コンフォートの代役をチームに迎える可能性がある。デーブ・ロバーツ監督は、何人かの選手が負傷者リスト（IL）から復帰した場合、コンフォートに代わりになりえると語った」と報じた。

　現在、ドジャースではユーティリティーのキム・ヘソン、キケ・ヘルナンデス、トミー・エドマンがIL入り。いずれも外野を守ることができる。とりわけ、キム・ヘソンがすでに3Aでのリハビリ試合に出場しており、近日中に復帰する予定だという。

　指揮官は、「キム・ヘソンが二塁、遊撃を守れるのは分かっているし、左翼でもプレーできれば選択肢が少し広がると思う」と明言し、さらに「キケ・ヘルナンデスも左翼でプレーできる。（IL入りしている）選手が復帰すれば、チャンスが出てくる」と説明した。
  　同メディアは、「キム・ヘソンとキケ・ヘルナンデスの両選手は、苦戦を強いられているドジャースにとって“大きな補強”になり、チームの役に立つだろう」と負傷者の復帰に期待した。

　一方、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』も“コンフォート問題”に言及。左翼にキム・ヘソンと起用する案のほか、右翼のテオスカー・ヘルナンデスを左翼に移し、中堅のアンディ・パヘスを右翼に、空いた中堅にエドマンかキム・ヘソンを起用する可能性にも触れた。

　コンフォートは打率.185とまったく数字が上がらず、米メディアの批判の的になっている。

構成●THE DIGEST編集部

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