ロサンゼルス・ドジャースは現地８月23日、サンディエゴ・パドレスに１対５で敗北。前日に同率で並ばれていたドジャースはパドレスに単独首位の座を明け渡した。

「１番・DH」で先発出場した大谷翔平は４打数無安打。８月に入って初の出塁なしで、連続出塁試合が19でストップした。

　両チーム先発のタイラー・グラスノー、ネスター・コルテスが３回表まで１人のランナーも出さない好投。３回裏にグラスノーがラモン・ロウレアーノ、フェルナンド・タティースJr.に四球を与えて２死一、二塁とピンチを招くも、安打製造機ルイス・アライズにファウル７回と粘られながら10球目で二ゴロに抑えた。
  　４回はコルテスが３人で抑えた一方、グラスノーが再び苦戦。先頭打者マニー・マチャドに四球、続くライアン・オハーンに左前安打で得点圏に走者を進めてしまう。右腕は続くザンダー・ボガーツにも四球を与えて無死満塁のピンチ。１死後に７番ロウレアーノにタイムリーヒットを打たれるなど、この回３点を失った。

　ドジャースの初出塁は６回、１死走者なしで８番ミゲル・ロハスが右前ヒット。数少ないチャンスを生かしたいドジャース打線だったが、続くバディ・ケネディ、大谷がセンターフライに倒れ、得点を奪えない。

　ドジャース待望の初得点は８回、パドレス３番手ジェレマイア・エストラーダと対戦した新人アレックス・フリーランドが２試合連続となる第２号ソロホームラン。ようやく反撃の１点を返す。

　グラスノーが４回降板後、ベン・カスパリウスが１イニング、ジャスティン・ロブレスキーが２イニングを無安打無失点ピッチングを継続。しかし８回表、ロブレスキーが２死二、三塁にランナーをためると、ボガーツに痛恨の２点タイムリーツーベースを浴び、試合の大勢が決した。

　４点を追いかける９回、１死で大谷に４度目の打席が回ってきたが右飛。ムーキー・ベッツも力なく二ゴロに倒れてドジャースは敵地での地区首位攻防で２連敗を喫した。

構成●THE DIGEST編集部

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