ナショナル・リーグ西地区では、首位のロサンゼルス・ドジャースを２位のサンディエゴ・パドレスがわずか1.0ゲーム差で追う、白熱した首位争いが繰り広げられている。残り29試合、両チームがシーズン最後まで地区優勝を争うのは確実と見られている。

　これまでもドジャースとパドレスは、プレー中の挑発的な言動や危険球をめぐり、幾度となく乱闘寸前の騒動を起こしてきた。現地26日、地元メディア『Dodgers Nation』は、両チームが対戦するたびに感情と緊張感が一気に高まると伝えている。
  　同メディアは、パドレスのマイク・シルト監督が米ラジオ局『MLB Network Radio』に出演した際、「ポストシーズンでドジャースと対戦したいか」と問われ、「もちろん。実現すれば最高だ。我々は大歓迎だし、楽しいはずだ。本当にクールなことだ。理想を言えば、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズで戦いたい」と語り、笑みを浮かべつつも、リベンジへの闘志を隠さなかったことを報じている。

　今季の直接対決はドジャースがパドレスに対して９勝４敗と優位に立っている。しかし、シルト監督の言葉には、この差を覆すだけの自信と覚悟がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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