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「三塁に走者を置いてもゼロで切り抜けるのは最高の気分」スクーバルが球団記録更新の快投! 7回無失点で12勝目、要所で力を発揮

THE DIGEST編集部

2025.09.01

今季12勝目を挙げたスクーバル。(C)Getty Images

今季12勝目を挙げたスクーバル。(C)Getty Images

 現地時間8月31日、デトロイト・タイガースのタリク・スクーバルが、敵地コウフマン・スタジアムで行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発した。7回93球を投げ、4安打、4奪三振、2四球、無失点の好投を披露し、5対0のリードを保ったままマウンドを降りた。試合はそのままタイガースが5対0で勝利した。

 MLB公式サイト『MLB.com』によれば、この白星で12勝目を挙げたスクーバルは、今季6イニング以上を無失点に抑えた試合が通算11度目となり、デニー・マクレーンが保持していた球団記録を更新した。
 
 同メディアによると、この日の投球についてスクーバルは「野球は全員を三振にするゲームじゃない。アウトを取れる方法で勝負した。もちろんできるならやりたいけど、アウトを取る方法は何だっていい。ロイヤルズは三振が少ない。特にここ1か月は三振数が大きく減っているからね」と振り返り、相手打線に合わせた冷静な投球を強調した。

 3回には、先頭打者の二塁打とセンターフライで1死三塁のピンチを迎えたが、スクーバルはここで真価を発揮。98マイル(約158キロ)のフォーシームで次打者を空振り三振に仕留め、続く打者もショートゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 スクーバルは「三塁に走者を置いて1アウト以下なら、ゼロで切り抜けるには三振が必要になる。あそこで1点は覚悟してたけど、無失点で乗り切れたのは最高の気分だったね」と、要所で力を発揮できた手応えを語った。

 今季27試合に先発しているスクーバルは、12勝4敗、防御率2.18を記録している。チームもアメリカン・リーグ中地区で首位を堅持し、2位ロイヤルズに9.5ゲーム差をつけ独走態勢を築いている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】スクーバル、4回に2奪三振を記録
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