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「スタジアムはヤマモトの舞台」山本由伸が連敗のドジャースを救う好投! 現地メディアも信頼「すべてを支配していた」

THE DIGEST編集部

2025.09.02

12勝目はならずも10奪三振の好投を見せた山本。(C) Getty Images

12勝目はならずも10奪三振の好投を見せた山本。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、現地8月31日に本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発。7回98球を投げて、打者25人と対戦し、被安打4、10奪三振、与四球0の1失点と好投を披露した。

 しかし、続く2番手のタナー・スコットが4-1から3点差を追いつかれて山本の勝利はお預けに。それでもチームは9回に代打ウィル・スミスがサヨナラホームランを放って5-4と勝利し、連敗をストップした。
 
 米メディア『THE SPORTING TRIBUNE』は試合後、「ドジャー・スタジアムはヨシノブ・ヤマモトの舞台だった。タナー・スコットが登場するまでは、彼はそのすべてを支配していた」と書き出し、日本人投手の好投を絶賛。今試合のパフォーマンスに関して、次のように振り返っている。

「4位ダイヤモンドバックスに最初の2試合を落とし、苦境に立たされたドジャースだったが、ヤマモトは3億2500万ドルに見合う好投を見せた。7イニングを圧倒し、1失点、10奪三振と週末を通して低迷していたチームにとって、まさに必要な刺激となり、存在感を示した」

 ただ、8回で一時同点に追いつかれてしまったシーンを「ヤマモトほどの逸材でさえ、ドジャースの最大の弱点であるリリーフ陣を守ることはできなかった」とピックアップ。素早く2アウトを取りながらも3失点を喫したことで、「ヤマモトの傑作は、こうしてほぼ潰えてしまい、ホームでのスイープ回避の望みも絶たれた」と伝えている。

 ワールドシリーズ2連覇を目指しながらも、特にレギュラーシーズンで不安定な戦いが続くドジャース。同メディアは特に投手陣を不安視し、「彼らは優勝を夢見るチームであり、8月のブルペンの崩壊は10月に向けての警告灯となる」と釘を刺す。そのうえで、「日曜日にヤマモトが証明したのは、明かりが灯すうちなら信頼できるということだ」として、27歳右腕へ高い期待も寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】山本由伸が切れのあるスプリットで空振り三振を奪う
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