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投手・大谷翔平は「山本由伸みたいなもの」 ドジャースの若手捕手が米メディアで分析「球種が豊富ですべてをゾーン内、あるいは…」

THE DIGEST編集部

2025.09.01

29日に先発した大谷。5回を投げ1失点、9奪三振で今季初勝利を挙げた。(C)Getty Images

29日に先発した大谷。5回を投げ1失点、9奪三振で今季初勝利を挙げた。(C)Getty Images

 米メディア『Sports Illustrated』は現地8月30日、「ドジャース捕手、大谷翔平を3億2500万ドルのスターエースと比較」と題し、ダルトン・ラッシングのインタビュー記事を掲載した。

 2022年にMLBドラフト2巡目でドジャースから指名されたラッシングは、今季メジャーに昇格。ここまで42試合に出場して、打率.184、3本塁打、21打点を記録している。

 同メディアは、24歳捕手に関して「MLBでのキャリア初期に両スターの捕手を務めるという栄誉に恵まれた」と紹介。その上でラッシングは今シーズンから二刀流復活を目指し、投手としても出場を続ける大谷の投球に関して「ある意味、オオタニはヨシノブ・ヤマモトみたいなものなんだ」とチームメイトの山本由伸になぞらえつつ、「彼は球種が豊富ですべてをゾーン内、あるいはゾーン付近に投げ込めば、それだけ打者相手に強くなるんだ」と分析している。

 続けて、『Sports Illustrated』は“投手・大谷”の今季のパフォーマンスについても、以下のように批評している。

「3度のMVPに輝いたこの投手は、ゾーンを効果的に攻める能力によって、キャリア2位の奪三振率を誇り、マウンドでも成功を収めている。今シーズンの4.18という防御率は、8月の4試合のうち2試合で計9失点を喫したことが、大きく作用している」

 また、「山本由伸みたいなもの」というラッシングのコメントについては「山本も幅広い球種を投げるが、大谷ほどではない」と指摘。山本と大谷の投球の組み立てをデータを用いて比較し、「(ヤマモトは)フォーシーム、スプリット、カーブ、カッター、シンカー、スライダーを定期的に投げる。これらの球種を5%以上の確率で投げるが、スライダーは2.8%しか投げていない」と言及している。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】本格的に二刀流復活!MLBの舞台で“投手”として躍動する大谷翔平を厳選ショットで特集
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