米メディア『Sports Illustrated』は現地8月30日、「ドジャース捕手、大谷翔平を3億2500万ドルのスターエースと比較」と題し、ダルトン・ラッシングのインタビュー記事を掲載した。
2022年にMLBドラフト2巡目でドジャースから指名されたラッシングは、今季メジャーに昇格。ここまで42試合に出場して、打率.184、3本塁打、21打点を記録している。
同メディアは、24歳捕手に関して「MLBでのキャリア初期に両スターの捕手を務めるという栄誉に恵まれた」と紹介。その上でラッシングは今シーズンから二刀流復活を目指し、投手としても出場を続ける大谷の投球に関して「ある意味、オオタニはヨシノブ・ヤマモトみたいなものなんだ」とチームメイトの山本由伸になぞらえつつ、「彼は球種が豊富ですべてをゾーン内、あるいはゾーン付近に投げ込めば、それだけ打者相手に強くなるんだ」と分析している。
続けて、『Sports Illustrated』は“投手・大谷”の今季のパフォーマンスについても、以下のように批評している。
また、「山本由伸みたいなもの」というラッシングのコメントについては「山本も幅広い球種を投げるが、大谷ほどではない」と指摘。山本と大谷の投球の組み立てをデータを用いて比較し、「(ヤマモトは)フォーシーム、スプリット、カーブ、カッター、シンカー、スライダーを定期的に投げる。これらの球種を5%以上の確率で投げるが、スライダーは2.8%しか投げていない」と言及している。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】本格的に二刀流復活!MLBの舞台で“投手”として躍動する大谷翔平を厳選ショットで特集
関連記事
- 「お前がリードしてくれ」大谷翔平、749日ぶり白星の“裏側” ドジャース新人捕手が告白した配球秘話「たまたま僕が一球だけ…」
- 「グッとくるなぁ...」749日ぶり勝利の大谷翔平が降板直後に見せた“表情”にファン感動「感極まった男泣き」「うわぁぁぁ何て良い顔してるんだ」
- 「マウンドを降りる際にブーイング」3ラン被弾で山本由伸の12勝目消したスコット、LAメディアが辛辣「ヤマモトはもっといい結果を手にするべきだった」
- 【画像】本格的に二刀流復活!MLBの舞台で“投手”として躍動する大谷翔平を厳選ショットで特集!
- 「大成功を収めた」山本由伸の自身最多タイ10K、無四死球、1失点の快投に米記者賛辞「ドジャースにはストッパーが必要だった」