米誌『Sports Illustrated』は現地9月1日、「レギュラーシーズンの終盤戦を展望する」と題した記事を掲載。同誌の専門記者らがワールドシリーズ(WS)の優勝候補について予想した。
まず「WSに最も近いチームは?」という問いに、同誌3人の記者はいずれも「ロサンゼルス・ドジャース」と回答。それぞれ次のように理由を語っている。
トム・ベルドゥッチ記者は「ドジャースは10月の戦い方を知っている」と評価。「三振を奪える先発陣、(攻撃陣の)長打力、分厚いブルペンがそろい、直近8年で4度ナ・リーグを制した実績を尊重すべきだ」とし、今季のWS進出を予想した。
続いてステファニー・アプスタイン記者は「7月は最悪、8月もイマイチだったが、ドジャースはここから加速する」と強調。「投手陣はブレイク・スネルとタイラー・グラスノーの復帰で先発は6枚、ブルペンも復調気配にある。一方の打撃陣はマックス・マンシーとトミー・エドマンが戻ればフル戦力となり、その完成度は他球団をしのぐ」と、見通した。
最後にライアン・フィリップス記者は「やや退屈かもしれないが、やはりドジャース」とWS連覇に同調。「ムーキー・ベッツが調子を上げ、ショウヘイ・オオタニも投手として復帰しつつある」とコメントするも、「スネルとグラスノーが軌道に乗れば、唯一の懸念はブルペンだけだ」と投手陣の不安点を指摘した。
レギュラーシーズンも残すところ1か月。MLBの敏腕記者らがWS優勝候補に挙げられるドジャースは、その経験と戦力で再び世界一に輝けるのか。熾烈を極めるプレーオフ進出争いから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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続いてステファニー・アプスタイン記者は「7月は最悪、8月もイマイチだったが、ドジャースはここから加速する」と強調。「投手陣はブレイク・スネルとタイラー・グラスノーの復帰で先発は6枚、ブルペンも復調気配にある。一方の打撃陣はマックス・マンシーとトミー・エドマンが戻ればフル戦力となり、その完成度は他球団をしのぐ」と、見通した。
最後にライアン・フィリップス記者は「やや退屈かもしれないが、やはりドジャース」とWS連覇に同調。「ムーキー・ベッツが調子を上げ、ショウヘイ・オオタニも投手として復帰しつつある」とコメントするも、「スネルとグラスノーが軌道に乗れば、唯一の懸念はブルペンだけだ」と投手陣の不安点を指摘した。
レギュラーシーズンも残すところ1か月。MLBの敏腕記者らがWS優勝候補に挙げられるドジャースは、その経験と戦力で再び世界一に輝けるのか。熾烈を極めるプレーオフ進出争いから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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