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なぜドジャースは“マンシー不在”だとチーム得点がガタ落ちするのか? 米紙に明かした強み「敵投手に頑張ってもらう」「打率は高くない。でも...」

THE DIGEST編集部

2025.09.03

自身の打席での役割を語ったマンシー。(C) Getty Images

自身の打席での役割を語ったマンシー。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのマックス・マンシーは、現在腹斜筋の負傷で離脱が続いている。マンシーは現状について「怒りと失望を感じている。チームを落胆させているような気がする」とコメント。自身が打席でチームにもたらす好影響について語った。

 マンシーは今シーズン開幕28試合で打率.180、本塁打0本、OPS.531と苦戦していたものの、乱視矯正用の眼鏡をかけ始めた現地4月30日から成績が大きく向上。61試合で打率.295、出塁率.430、OPS1.040、17本塁打、60打点、46四球を記録している。

 また、マンシーの活躍はチーム成績にも好影響を及ぼしている。7月初めに左ひざの骨挫傷で離脱した際、ドジャースは次の試合から7連敗と苦しんだ。特に打撃面での不振が深刻で、シーズン開幕からマンシーが離脱した7月2日までのチーム平均得点は「5.6」だったが、離脱期間中は「3.5」にまでガタ落ち。8月3日に復帰し再離脱するまでの9試合では「5.3」に上昇し、その後の17試合では再び「4.7」に落ちた。
 
 地元紙『Orange County Register』によると、マンシーは自慢の選球眼で「投手陣にプレッシャーをかけられる」ことに自身の打席での役割を見出している。

「毎回バットで活躍する必要はない。自分はホームランが打てるし、パワーもあるのは分かっているが、一番に取り組んでいるのは、敵投手に“頑張ってもらう”ことだ。多くの球を投げさせ、マウンドでストレスを溜め込ませる」

「僕はいつもヒットが打てるとは限らないし、打率も高くない。でも出塁はたくさんする。塁上に流れを作り、ピッチャーにストレスを与える。そうすると次の打者は『球を見極めなきゃ!』なんて、心配する必要がなくなる。ただアグレッシブにバッティングしたり、いつも通りのプレーに専念できるようになる」

 ロバーツ監督はマンシーが9月5日からの敵地ボルティモア・オリオールズとのカードから復帰すると示唆。地区優勝争いも佳境を迎えるなか、主砲の復活が待たれる。

構成●THE DIGEST編集部

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