ロサンゼルス・エンジェルスのペリー・ミナシアンGMがシーズン終了後に行なった会見の中で、今オフ補強の“最優先ターゲット”をほのめかしたとエンジェルス専門サイト『Halo Hangout』が報じた。

　同サイトはMLB公式のレット・ボリンジャー記者の投稿を共有。「ミナシアンGMは『エンジェルスが最も必要としているのは生産性の高い左打ちの三塁手』と語った」とのポストの内容を記した上で、以下のように綴った。

「ヨアン・モンカダやルイス・レンヒーフォではその条件を満たしていないようだ。このタイプに合致するトレード候補もいるかもしれないが、“本命”は間もなくフリーエージェント（FA）になる強打者・村上宗隆（東京ヤクルトスワローズ）の獲得だろう」
  　同サイトによると、米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者も、以前からエンジェルスがヤクルトの村上宗隆に関心を示していると報じており、ポスティングされた場合には「有力な移籍先のひとつになる可能性がある」と伝えている。

　その上で同サイトは、「現在のチーム構想に合致し、強烈な長打力を誇り、しかも破格の大型契約を必要としない。村上はまさに“理想的な三塁手”といえる存在だ」と指摘。さらに「もし獲得に成功すれば、それはミナシアンGMのキャリアを救う一手にもなりうる」と伝えた。

　最後に同サイトは、エンジェルスの現状について、「三塁手だけでなく、外野手、先発、救援など幅広い補強が求められている」としつつ、「もし資金の大半を投じるなら、村上宗隆の獲得が最優先事項だ」と結論づけた。早くも、ヤクルトの主砲・村上の去就に注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】２連勝で地区シリーズ進出決定！ドジャースの大谷翔平、山本由伸らが歓喜のシャンパンファイト！

【画像】白シャツ姿、タキシードに、ニット姿まで！ユニホーム姿“じゃない”大谷翔平を厳選してお届け！

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も