ロサンゼルス・ドジャースは現地10月14日のリーグ優勝決定シリーズ第2戦ミルウォーキー・ブルワーズ戦に5-1で勝利。シンシナティ・レッズとのワイルドカードシリーズ連勝を皮切りに、第1、2シードと対戦しながらポストシーズンはここまで7勝1敗と圧倒的な強さを見せている。
ドジャースの躍進をけん引しているのが豪華な先発投手陣だ。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ドジャース先発陣は今季のポストシーズン8試合で防御率1.54と驚異的な数字をマーク。これはポストシーズンでの最初の8試合で見ると、史上6位タイ。以下のようなランキングになるという。
2018年 ミルウォーキー・ブルワーズ:0.68(26回2/3)
2012年 デトロイト・タイガース:0.96(56回1/3)
1972年 オークランド・アスレティックス:1.33(54回)
1981年 ロサンゼルス・ドジャース:1.44(62回1/3)
1995年 クリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ):1.46(55回2/3)
★2025年 ロサンゼルス・ドジャース:1.54(52回2/3)
1983年 ボルティモア・オリオールズ:1.54(52回2/3)
1981年 モントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ):1.54(58回1/3)
また、リーグ優勝決定シリーズに焦点を当てると、際立つのは先発投手のイニング数の多さだ。第1戦のブレイク・スネルは8回103球を投げて無失点無四死球、10奪三振、1安打と絶好調。第2戦の山本由伸にいたっては111球を投げて1失点、7奪三振、3安打、1四球で自身メジャー初となる9回完投を達成した。
同記者によると、同一シリーズで先発投手が2試合連続8イニング以上投げたのは、2010年のワールドシリーズ第4、5戦のサンフランシスコ・ジャイアンツのマディソン・バンガーナー(8回無失点、3被安打、2与四球、6奪三振)とティム・リンスカム(8回1失点、3被安打、2与四球、10奪三振)以来15年ぶり。当時ジャイアンツは第5戦で世界一を決めている。
コンディション面や打者一巡(慣れ)などの理由で、先発陣が長いイニングを担うにはリスクが伴う。ただ、ブルペン陣に信頼できる駒が不足している現在のドジャースにおいて、好調を維持できている先発投手陣の存在は、レギュラーシーズン以上に強力な武器となっている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ブルワーズ打線を翻弄した山本&奪三振ショー披露したスネルの10K
ドジャースの躍進をけん引しているのが豪華な先発投手陣だ。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ドジャース先発陣は今季のポストシーズン8試合で防御率1.54と驚異的な数字をマーク。これはポストシーズンでの最初の8試合で見ると、史上6位タイ。以下のようなランキングになるという。
2018年 ミルウォーキー・ブルワーズ:0.68(26回2/3)
2012年 デトロイト・タイガース:0.96(56回1/3)
1972年 オークランド・アスレティックス:1.33(54回)
1981年 ロサンゼルス・ドジャース:1.44(62回1/3)
1995年 クリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ):1.46(55回2/3)
★2025年 ロサンゼルス・ドジャース:1.54(52回2/3)
1983年 ボルティモア・オリオールズ:1.54(52回2/3)
1981年 モントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ):1.54(58回1/3)
また、リーグ優勝決定シリーズに焦点を当てると、際立つのは先発投手のイニング数の多さだ。第1戦のブレイク・スネルは8回103球を投げて無失点無四死球、10奪三振、1安打と絶好調。第2戦の山本由伸にいたっては111球を投げて1失点、7奪三振、3安打、1四球で自身メジャー初となる9回完投を達成した。
同記者によると、同一シリーズで先発投手が2試合連続8イニング以上投げたのは、2010年のワールドシリーズ第4、5戦のサンフランシスコ・ジャイアンツのマディソン・バンガーナー(8回無失点、3被安打、2与四球、6奪三振)とティム・リンスカム(8回1失点、3被安打、2与四球、10奪三振)以来15年ぶり。当時ジャイアンツは第5戦で世界一を決めている。
コンディション面や打者一巡(慣れ)などの理由で、先発陣が長いイニングを担うにはリスクが伴う。ただ、ブルペン陣に信頼できる駒が不足している現在のドジャースにおいて、好調を維持できている先発投手陣の存在は、レギュラーシーズン以上に強力な武器となっている。
構成●THE DIGEST編集部
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