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「ショウヘイが機能していないと…」ドジャース同僚が告白した大谷翔平への絶対的な信頼 存在感は“バスケ界の神様”と一緒「マイケル・ジョーダンがいないブルズだ」

THE DIGEST編集部

2025.10.17

ド軍同僚が大谷(左)の存在はバスケ界の神様と称されたジョーダン(右)と変わらないと豪語した。(C)Getty Images

ド軍同僚が大谷(左)の存在はバスケ界の神様と称されたジョーダン(右)と変わらないと豪語した。(C)Getty Images

 現地10月16日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に3対1で勝ち、2年連続ワールドシリーズ進出に王手をかけた。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は第1打席で右翼線への三塁打を放ち先制のホームを踏むなど4打数1安打。試合後にはチームメイトが先制点のきっかけとなった大谷の長打について振り返った。

 初回、大谷はオープナーとして先発した相手左腕アーロン・アシュビーと対峙。カウント1-2から1球ファールとし、外角に沈む5球目のスライダーに体勢を崩されながらもバットをうまく合わせて引っ張った。大谷は俊足を飛ばして一気に三塁に到達してチャンスメイク。先制の好機をつくると、続くムーキー・ベッツが右中間への適時二塁打で生還。先取点となるホームを踏んだ。

 ベッツは試合後、現地放送局『TNT』の生放送にユニホーム姿のままゲスト出演。先制点の口火を切った大谷の三塁打について番組MCから「ショウヘイ・オオタニのヒットを見てどう思った? 今日の流れを作ったと思う?」と質問されると、「そうだね。あの長打はすごく大きかったよ」と即答。3連勝の流れを呼び込んだと頷いた。

 ベッツは続けて、「ショウヘイが安打を打つと、すぐにいいことが起こるんだ。彼は必ずやってくれる。(Q:打撃不振が叫ばれているが?)時間が経てばショウヘイは必ず結果を出すと信じている」と話し、背番号17に全幅の信頼を寄せた。

 さらに、大谷がドジャースに加入してからチームに与えた影響について問われると、「そうだな...ショウヘイが機能していない時のチームは、マイケル・ジョーダンがいないシカゴ・ブルズのようなものかな」と表現。「ショウヘイが活躍すれば、打ち負かすのが難しいチームになるよ。結果がそれを証明している」と説明。ポストシーズン8勝1敗と絶好調のドジャースのなかで、大谷のバットが復調すればさらに勢いを増すと自信をにじませた。

 今季は主に大谷の次の打者として2番を担うベッツ。90年代のNBAに王朝を築き上げたブルズの絶対的エースかつバスケットボールの“神様”と称されたマイケル・ジョーダンを例に出すほど、スーパースターの打棒はドジャースにとって絶対に欠かせないピースだと強調した。
 
 大谷は今月6日の地区シリーズ第2戦フィラデルフィア・フィリーズ戦の第4打席で右前適時打を放ってから、今季ワースト19打席連続無安打と大ブレーキだった。14日のリーグ優勝決定シリーズ第2戦の4打席目に右前適時打を放ち実に4試合ぶり、20打席ぶりの安打をマークしたが、三振の多さが目立ち打撃パフォーマンスにデーブ・ロバーツ監督から苦言を呈されるほど、バットの精彩を欠いていた。

 前日15日に大谷は今シーズン初めてドジャー・スタジアムでフリー打撃を敢行。推定飛距離150メートルの特大弾など32スイングで14本が柵越えと快音を響かせ、復調への兆しをみせていた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】先制点の口火切る初回三塁打! 大谷翔平の“技あり”ヒッティングと俊足を様々な角度から

【記事】ドジャースがブルワーズに勝つと2027年シーズンが中止に? サラリーキャップ制度導入の追い風になり、26年オフにロックアウトの可能性と米記者
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