元巨人の監督で野球解説者の堀内恒夫氏が自身のブログを更新。MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）第４戦でみせた投打の大活躍に感服した。

　大谷は現地10月17日、ワールドシリーズに王手をかけた一戦に１番・投手兼DHで先発出場した。投手では100球を投じ６回0/3を被安打２、与四球３、10奪三振、無失点の圧巻投球。打者としても３打数３本塁打をマークするなど、二刀流で驚異のプレーを披露した。
  　堀内氏は21日、「大谷翔平選手について驚いたこと」と題した記事をアップ。「彼の世界はもう桁外れ。正直言って、俺ももう語りようがないんだよね。解説なんて無理」と（笑）と付けるほど脱帽。常識離れした活躍に賛辞を送った。

　そのうえで、投手出身の同氏は大谷のピッチングについて言及。「素晴らしいの一言に尽きる」と断じ、次のように絶賛の言葉を続けた。

「あれだけのボールを手で腕で操れる素晴らしさ。彼も人間だから（笑）失投もするんだろうけど、そのボールもファウルになる。球が速いだけにホームランを打たれることもあるかもしれないが、そう簡単にはいかないだろうね」

　さらに堀内氏は、大谷が７回、ブルワーズの先頭クリスチャン・イェリッチに四球を与えた直後の様子について、「肩で息していたように俺には見えたんだ。それが見えた時大谷くんも疲れることがあるんだなって（笑）一番驚いたことはそこだな（笑）」と、降板直前でのシーンを挙げて締めくくった。

　大谷の活躍には、辛口コメントで知られる堀内氏も言葉を失った。現地24日からトロント・ブルージェイズの本拠地で開幕するワールドシリーズでも、異次元なパフォーマンスは見られるのか。ドジャースの背番号17に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】PS初先発・６回９K３失点！現地10月４日に行われたフィリーズ戦で躍動する大谷翔平を特集！

【画像】白シャツ姿、タキシードに、ニット姿まで！ユニホーム姿“じゃない”大谷翔平を厳選してお届け！

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も