いよいよ日本時間の明日、現地10月24日からワールドシリーズが始まる。ドジャースとブルージェイズの対決となった2025年MLBの頂上決戦の見どころを紹介していこう。
ブラディミール・ゲレーロJr.やジョージ・スプリンガーの目覚ましい活躍でワールドシリーズまで上り詰めたブルージェイズだが、打線全体のクオリティも非常に高い。
ブルージェイズ打線の特徴を一言で表せば「ブルワーズ打線の上位互換」だ。
シーズン中メジャートップの.265だったチーム打率はポストシーズンでは.296とさらに上昇。それだけではない。長打率.523、空振り/スウィング率19.8%も打率と同様にポストシーズン出場全チームトップ。つまり、パワーと確実性、コンタクト能力を備えた理想の打線なのだ。
下位打線のしぶとさも際立っている。主に6番で出場しているアーニー・クレメントはこれまで打率.429。42打数でわずか2回しか三振を喫していない。マリナーズとの地区優勝決定シリーズでは、9番のアンドレス・ヒメネスが2本塁打。しかも、ホームランを放った次の打席で送りバントを決めてみせた。
長打攻勢から小技まで、状況に応じて多彩な攻撃が可能な点がブルージェイズ打線の強み。クレメントやヒメネスが粘って出塁し、スプリンガー、ゲレーロJr.の上位で還すという得点パターンが今ポストシーズンでは目につく。ドジャース投手陣にとっては、油断することなく下位打線をしっかり抑え込むことも重要になってくるはずだ。
ワールドシリーズでは、左膝の捻挫で戦線を離脱していたボー・ビシェットが復帰予定。守備には一抹の不安を抱えるものの、今季リーグ2位の打率.311、18本塁打を記録した遊撃手が実力を発揮すれば、強力打線はさらに厚みを増すことになる。
ヤンキース、マリナーズの実力派投手を難なく打ち崩してきたブルージェイズの「高火力マシンガン打線」。圧巻の投球でナ・リーグのライバルたちを抑え込んだドジャース投手陣にとっても、間違いなく最大の強敵となるだろう。
構成●SLUGGER編集部
【ワールドシリーズ展望】大谷対策のカギは「アームアングル40度以下の左腕」。ブルージェイズに“切り札”はいるのか<SLUGGER>
【ワールドシリーズ展望】ポストシーズン6本塁打でわずか3三振! “怪物”ゲレーロJr.をドジャース投手陣は攻略できるか<SLUGGER>
ブラディミール・ゲレーロJr.やジョージ・スプリンガーの目覚ましい活躍でワールドシリーズまで上り詰めたブルージェイズだが、打線全体のクオリティも非常に高い。
ブルージェイズ打線の特徴を一言で表せば「ブルワーズ打線の上位互換」だ。
シーズン中メジャートップの.265だったチーム打率はポストシーズンでは.296とさらに上昇。それだけではない。長打率.523、空振り/スウィング率19.8%も打率と同様にポストシーズン出場全チームトップ。つまり、パワーと確実性、コンタクト能力を備えた理想の打線なのだ。
下位打線のしぶとさも際立っている。主に6番で出場しているアーニー・クレメントはこれまで打率.429。42打数でわずか2回しか三振を喫していない。マリナーズとの地区優勝決定シリーズでは、9番のアンドレス・ヒメネスが2本塁打。しかも、ホームランを放った次の打席で送りバントを決めてみせた。
長打攻勢から小技まで、状況に応じて多彩な攻撃が可能な点がブルージェイズ打線の強み。クレメントやヒメネスが粘って出塁し、スプリンガー、ゲレーロJr.の上位で還すという得点パターンが今ポストシーズンでは目につく。ドジャース投手陣にとっては、油断することなく下位打線をしっかり抑え込むことも重要になってくるはずだ。
ワールドシリーズでは、左膝の捻挫で戦線を離脱していたボー・ビシェットが復帰予定。守備には一抹の不安を抱えるものの、今季リーグ2位の打率.311、18本塁打を記録した遊撃手が実力を発揮すれば、強力打線はさらに厚みを増すことになる。
ヤンキース、マリナーズの実力派投手を難なく打ち崩してきたブルージェイズの「高火力マシンガン打線」。圧巻の投球でナ・リーグのライバルたちを抑え込んだドジャース投手陣にとっても、間違いなく最大の強敵となるだろう。
構成●SLUGGER編集部
【ワールドシリーズ展望】大谷対策のカギは「アームアングル40度以下の左腕」。ブルージェイズに“切り札”はいるのか<SLUGGER>
【ワールドシリーズ展望】ポストシーズン6本塁打でわずか3三振! “怪物”ゲレーロJr.をドジャース投手陣は攻略できるか<SLUGGER>




