現地10月24日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地で開幕したトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ初戦を4対11で落とした。1番・指名打者で先発出場した大谷翔平は7回に同シリーズ初となる2ラン本塁打を放ったが、チームは二桁失点を喫した。
大谷は試合前の選手紹介で敵地ファンから大ブーイングで迎えられたが、まるで試合を楽しむかのように満面の笑顔でグラウンドに現れた。初回の第1打席は相手先発トレイ・イェサベージのスプリットに空振り三振に倒れた。
ドジャースは2回に1死一、二塁の好機で“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスが中適時打で先制。そのあと2死満塁に拡げると、大谷が2度目の打席に入る。追加点の絶好機だったが、低めのスライダーを引っ掛けてしまい一ゴロ。チャンスを生かせなかった。
ドジャースは3回に4番ウィル・スミスの適時打でリードを2点に広げる。しかし4回、先発のブレイク・スネルが先頭にヒットを許すと、続くドールトン・バーショに初球ストレートを豪快にバックスクリーンに運ばれ、あっという間に同点。試合前時点で、今ポストシーズン3試合3勝、21イニングを投げて防御率0.86と無双していた左腕がまさかの一発を浴びた。
追いつかれた直後の5回、大谷は2番手左腕メーソン・フルハーチと対峙。外角中心に攻められ、カウント2-2から真ん中低めのスライダーを見送ったが、ストライク判定。ゾーンギリギリに入っており見逃し三振に倒れた。大谷は打席から退く際には声を発し、首をひねって悔しがった。
試合が大きく動いたのは6回裏、粘り強い投球を続けていたスネルが先頭のボー・ビシェットを四球で出塁させると、続くアレハンドロ・カークには右前打。4回に同点弾を浴びたバーショにはフルカウントから死球を与えてしまい、敵地から大ブーイングを浴びた。無死満塁のピンチになったところで、デーブ・ロバーツ監督は交代を告げた。
2番手に送ったシーハンは無死満塁という絶体絶命のピンチでアーニー・クレメントに外角のスライダーを捉えられ、勝ち越しの適時打を浴びる。このあと押し出し四球、右前適時打で2対5と相手の勢いを止められず。1番のジョージ・スプリンガーを遊ゴロに打ち取ってようやく1アウトを奪い、代打に左打者のアディソン・バーガーが告げられたところでロバーツ監督は左腕のバンダを投入するが、バーガーに右中間へ痛恨のグランドスラムを被弾した。
バンダはこのあとブラディミール・ゲレーロJr.に中安打を浴びると、カークにもダメ押し2ランを献上。ドジャースはこのイニングだけで2被弾、大量9失点を喫した。
ドジャースは7回、1死一塁で大谷が相手4番手ブレイドン・フィッシャーの5球目を振り抜くと、高々と舞い上がった打球はそのまま伸びていき右翼スタンドに着弾。意地の2ランホームランに敵地ファンは静まり返った。
だがドジャースの反撃もここまで。大谷は9回に第5打席が回ってきたが四球を選んだが、続くムーキー・ベッツが空振り三振に倒れて試合終了。本拠地ロジャース・センターは大歓声に包まれた。
32年ぶりの世界一奪還を目指すブルージェイズが自慢の強力打線が大爆発し、14安打11得点と大勝。初戦をモノにした。予想もしない大量失点で敗れたドジャースは明日の第2戦で山本由伸が先発する。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「やっぱり外れたか」ドジャース、WSロースター26選手発表に反響続々! 復帰注目のスコット&コンフォートは登録外「連覇への最強メンバーだ」「ベシア離脱は痛すぎるな」
大谷は試合前の選手紹介で敵地ファンから大ブーイングで迎えられたが、まるで試合を楽しむかのように満面の笑顔でグラウンドに現れた。初回の第1打席は相手先発トレイ・イェサベージのスプリットに空振り三振に倒れた。
ドジャースは2回に1死一、二塁の好機で“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスが中適時打で先制。そのあと2死満塁に拡げると、大谷が2度目の打席に入る。追加点の絶好機だったが、低めのスライダーを引っ掛けてしまい一ゴロ。チャンスを生かせなかった。
ドジャースは3回に4番ウィル・スミスの適時打でリードを2点に広げる。しかし4回、先発のブレイク・スネルが先頭にヒットを許すと、続くドールトン・バーショに初球ストレートを豪快にバックスクリーンに運ばれ、あっという間に同点。試合前時点で、今ポストシーズン3試合3勝、21イニングを投げて防御率0.86と無双していた左腕がまさかの一発を浴びた。
追いつかれた直後の5回、大谷は2番手左腕メーソン・フルハーチと対峙。外角中心に攻められ、カウント2-2から真ん中低めのスライダーを見送ったが、ストライク判定。ゾーンギリギリに入っており見逃し三振に倒れた。大谷は打席から退く際には声を発し、首をひねって悔しがった。
試合が大きく動いたのは6回裏、粘り強い投球を続けていたスネルが先頭のボー・ビシェットを四球で出塁させると、続くアレハンドロ・カークには右前打。4回に同点弾を浴びたバーショにはフルカウントから死球を与えてしまい、敵地から大ブーイングを浴びた。無死満塁のピンチになったところで、デーブ・ロバーツ監督は交代を告げた。
2番手に送ったシーハンは無死満塁という絶体絶命のピンチでアーニー・クレメントに外角のスライダーを捉えられ、勝ち越しの適時打を浴びる。このあと押し出し四球、右前適時打で2対5と相手の勢いを止められず。1番のジョージ・スプリンガーを遊ゴロに打ち取ってようやく1アウトを奪い、代打に左打者のアディソン・バーガーが告げられたところでロバーツ監督は左腕のバンダを投入するが、バーガーに右中間へ痛恨のグランドスラムを被弾した。
バンダはこのあとブラディミール・ゲレーロJr.に中安打を浴びると、カークにもダメ押し2ランを献上。ドジャースはこのイニングだけで2被弾、大量9失点を喫した。
ドジャースは7回、1死一塁で大谷が相手4番手ブレイドン・フィッシャーの5球目を振り抜くと、高々と舞い上がった打球はそのまま伸びていき右翼スタンドに着弾。意地の2ランホームランに敵地ファンは静まり返った。
だがドジャースの反撃もここまで。大谷は9回に第5打席が回ってきたが四球を選んだが、続くムーキー・ベッツが空振り三振に倒れて試合終了。本拠地ロジャース・センターは大歓声に包まれた。
32年ぶりの世界一奪還を目指すブルージェイズが自慢の強力打線が大爆発し、14安打11得点と大勝。初戦をモノにした。予想もしない大量失点で敗れたドジャースは明日の第2戦で山本由伸が先発する。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「やっぱり外れたか」ドジャース、WSロースター26選手発表に反響続々! 復帰注目のスコット&コンフォートは登録外「連覇への最強メンバーだ」「ベシア離脱は痛すぎるな」
関連記事
- 「やっぱり外れたか」ドジャース、WSロースター26選手発表に反響続々! 復帰注目のスコット&コンフォートは登録外「連覇への最強メンバーだ」「ベシア離脱は痛すぎるな」
- 「帽子とジャケット返して」WS前日、大谷翔平が敵将の“先制口撃”に秀逸な返し「大事にとっておきます」
- 大谷翔平がフリー打撃で衝撃の柵越え連発→ドジャース同僚は絶句…異例な光景に米騒然「ほぼ全員を驚かせた」
- 【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!
- 【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も




