ロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズが激突した今季のワールドシリーズ（WS）はGAME7までもつれた。最後は昨季覇者ドジャースが４勝３敗で制し、球団初の２連覇を達成した。７試合に及んだ激戦は、最後の最後まで勝負の行方が読めない白熱の展開となったが、最後はスター軍団が底力を発揮して頂点を掴んだ。

　米専門サイト『JUST BASEBALL』は現地11月２日の特集記事で、シリーズ制覇のキーパーソンとなった３選手をピックアップしている。いずれも、７試合を通して強烈な存在感を示したプレーヤーが並んだ。

　１人目は先発で２勝、救援１勝の計３勝を挙げ、シリーズMVPに選ばれた山本由伸だ。文句なしの成績が示す大車輪の活躍をみせた右腕について同メディアは、「歴史的なパフォーマンスを見せた。シリーズ３試合すべてで勝利投手となり、いずれも敵地での登板だった。ヤマモトは技巧的かつ効率的、そして圧倒的な投球でブルージェイズ打線は彼を全く攻略できなかった」と激賞した。

　さらに、メジャー２年目ながら連覇に必要不可欠なピースであり高い貢献度だったと称え、「彼の活躍があったからこそ、このシリーズは瞬く間に伝説的な対戦として語り継がれるものとなった」と賛辞を続けた。
  　２人目には、WSで３本塁打を放った大谷翔平が挙がった。『JUST BASEBALL』は、延長18回に及んだ第３戦で２本塁打２二塁打、５四球（４打席は申告敬遠）を樹立した異次元なスタッツを紹介。「打撃面で大いに存在感を示した」と強調しながら、今シリーズのプレー内容を称賛。投手としては苦戦したとしつつ、「世代を超えた打撃スキルが十分にそれを補った」と高く評価した。

　そして３人目は、捕手として７試合74イニングをフル出場したウィル・スミスだ。「第７戦の９回１死満塁、４対４で迎えた場面では二塁手ミゲル・ロハスからの送球をホームで体勢を崩しながら捕球し、ブルージェイズのサヨナラを防いだ。このプレーにより彼はチームの勝利に大きく貢献した」と、勝負所での好守を紹介。延長11回に飛び出した決勝ソロ本塁打など大谷と並ぶ勝負強い打撃での活躍も強調しながら、「全体として、今年のワールドシリーズで最も影響力のある選手のひとりだった」との見解を綴った。

　選手、スタッフ一丸で再び頂点に登りつめたドジャース。今回チョイスされた３人は誰もが認める異彩を放っていた。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介！ 貴重なショートカット時代も 

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！

【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、森香澄、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい！ 華やかに“始球式”を彩った美人女優＆タレントたちを大特集！