「シカゴ・カブスの今永昇太が、フリーエージェントになった」
現地11月4日、米放送局『ESPN』のジェシー・ロジャース記者がXで報じた。
「今永がFAになった。球団は5年目まで延長するオプションを拒否。これにより今永は2026年シーズンの1525万ドル(約23.4億円)の選手オプションを行使する権利を得たが、これを拒否した」
2年目を終えた今永の契約には、球団側に3年5725万ドル(約87.9億円)で延長できる条項があった。しかし、カブスは3年延長の権利を行使せず、それにより発生した1年1525万ドルの選手オプションを、今永側が断ったという流れだ。
これを受けてシカゴ放送局『Marquee Sports Network』は、「カブスが今永の契約オプションを破棄した理由」と題した記事を掲載。「すべては今シーズンの終わりから始まる」と伝えた。
「カブスは今永に1年2202万5000ドル(約33.8億円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示できるが、選手側がQOを受け入れることはほとんどない。ではなぜ、カブスは過去2シーズン、カブスで最高かつ最も信頼できる32歳の左腕を手放したのか」
同メディアの見解はこうだ。
「今シーズンの最後の6試合に先発して計12本塁打を許し、34.2回で防御率5.97。本来はフライボール投手だが、打者の目線を上げる速球と、ゾーンの下に落ちるスプリットが、いずれもベースの中心をとらえていた。これまでのポップフライが長打となり、失点につながった。ポストシーズンでは2試合に登板し、防御率8.10。3本の本塁打を打たれ、今永が登板した2試合はいずれもカブスが敗れた」
今永の2025年シーズンは、25試合の先発で9勝8敗、防御率3.73。5月上旬から6月下旬にかけて左ハムストリングに肉離れで負傷者リスト入りし、15勝3敗、防御率2.91をマークした1年目から成績を下げてしまった。
「25年最後の6週間が今永の本質とは考えていない。しかし、全盛期が過ぎた32歳の投手と今後3年の契約を結ぶと考えると、少し気が重たくなる。3年の延長オプションにトレード拒否条項が含まれていた事実も加えれば、今永に3年5725万ドルを投じるのは明らかな高リスクだった」
金額と成績、そして年齢も考慮した結果、カブスは今永との契約を見送る決断を下したと地元メディアは結論付けた。
構成●THE DIGEST編集部
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「今永がFAになった。球団は5年目まで延長するオプションを拒否。これにより今永は2026年シーズンの1525万ドル(約23.4億円)の選手オプションを行使する権利を得たが、これを拒否した」
2年目を終えた今永の契約には、球団側に3年5725万ドル(約87.9億円)で延長できる条項があった。しかし、カブスは3年延長の権利を行使せず、それにより発生した1年1525万ドルの選手オプションを、今永側が断ったという流れだ。
これを受けてシカゴ放送局『Marquee Sports Network』は、「カブスが今永の契約オプションを破棄した理由」と題した記事を掲載。「すべては今シーズンの終わりから始まる」と伝えた。
「カブスは今永に1年2202万5000ドル(約33.8億円)のクオリファイング・オファー(QO)を提示できるが、選手側がQOを受け入れることはほとんどない。ではなぜ、カブスは過去2シーズン、カブスで最高かつ最も信頼できる32歳の左腕を手放したのか」
同メディアの見解はこうだ。
「今シーズンの最後の6試合に先発して計12本塁打を許し、34.2回で防御率5.97。本来はフライボール投手だが、打者の目線を上げる速球と、ゾーンの下に落ちるスプリットが、いずれもベースの中心をとらえていた。これまでのポップフライが長打となり、失点につながった。ポストシーズンでは2試合に登板し、防御率8.10。3本の本塁打を打たれ、今永が登板した2試合はいずれもカブスが敗れた」
今永の2025年シーズンは、25試合の先発で9勝8敗、防御率3.73。5月上旬から6月下旬にかけて左ハムストリングに肉離れで負傷者リスト入りし、15勝3敗、防御率2.91をマークした1年目から成績を下げてしまった。
「25年最後の6週間が今永の本質とは考えていない。しかし、全盛期が過ぎた32歳の投手と今後3年の契約を結ぶと考えると、少し気が重たくなる。3年の延長オプションにトレード拒否条項が含まれていた事実も加えれば、今永に3年5725万ドルを投じるのは明らかな高リスクだった」
金額と成績、そして年齢も考慮した結果、カブスは今永との契約を見送る決断を下したと地元メディアは結論付けた。
構成●THE DIGEST編集部
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