野球の韓国代表は11月15日、強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」(東京ドーム)で日本代表に4-11で敗北。リュ・ジヒョン監督は試合後、韓国プロ野球(KBO)とのルールの違いが試合に与えた影響についての考えを語った。
今回の試合では、「想定以上」となる7人もの投手を起用。侍打線に12被安打に加え、9与四球、2与死球で日本に計23出塁を許した。指揮官も「今日の試合で非常に残念だったのはデッドボール、フォアボールを非常に多かったことだ」と回顧。投手陣が苦戦した理由のひとつについて、KBOで導入されているABS(自動ボールストライク判定)が今回使用されなかった点を挙げている。
「KBOでは(ABSによって)ゾーンの角でもストライクをもらえることがある。横から見ていると、ゾーン高めでストライクがコールされていなかったのではないのかと思う。確認してみたい」
また、韓国メディアから質問が飛んだのは、5回にムン・ヒョンビンの打球が松本裕樹の足に当たって大きく跳ねて浮き上がり、一塁手の佐々木泰がキャッチした場面。球審ジェン・パウォル氏はノーバウンドとして一直の判定を出したが、リプレー映像では松本の足に触れる前に地面についているようにも見えた。
この判定について「少し残念な判定」としつつ、「KBOとはルールが違う」と語ったリュ・ジヒョン監督。「KBOではグラウンドで起きたものはビデオ判定が可能だが、WBCではルールが違うとのことだった。角度的にもバウンドしたと思うが、(審判団として決定した)ジャッジは覆せないと言われた」と詳述した。
4回の2者連続ホームランで3点を先取したものの、すぐさま同点に追いつかれた直後の出来事だった。この判定の後には韓国がイニングを3人で終えた一方で日本代表は一挙6得点。もちろんこれだけが理由ではないが、流れという面では、この判定が分岐点となってしまった。
リュ・ジヒョン監督はこの一連の様子について、「選手たちにとっても、(判定は)非常に残念だったとは思うが、まだその時というのは試合の中盤だった。そこで揺られてはいけないと思った」とコメント。若手主体のチームの今後の改善点とした。
取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)
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また、韓国メディアから質問が飛んだのは、5回にムン・ヒョンビンの打球が松本裕樹の足に当たって大きく跳ねて浮き上がり、一塁手の佐々木泰がキャッチした場面。球審ジェン・パウォル氏はノーバウンドとして一直の判定を出したが、リプレー映像では松本の足に触れる前に地面についているようにも見えた。
この判定について「少し残念な判定」としつつ、「KBOとはルールが違う」と語ったリュ・ジヒョン監督。「KBOではグラウンドで起きたものはビデオ判定が可能だが、WBCではルールが違うとのことだった。角度的にもバウンドしたと思うが、(審判団として決定した)ジャッジは覆せないと言われた」と詳述した。
4回の2者連続ホームランで3点を先取したものの、すぐさま同点に追いつかれた直後の出来事だった。この判定の後には韓国がイニングを3人で終えた一方で日本代表は一挙6得点。もちろんこれだけが理由ではないが、流れという面では、この判定が分岐点となってしまった。
リュ・ジヒョン監督はこの一連の様子について、「選手たちにとっても、(判定は)非常に残念だったとは思うが、まだその時というのは試合の中盤だった。そこで揺られてはいけないと思った」とコメント。若手主体のチームの今後の改善点とした。
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