現地11月18日、ニューヨーク・メッツが右腕フランキー・モンタスをDFA（事実上の戦力外）とした。契約を１年残す状況での決断で、モンタスはシーズン終了後に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2026年シーズン全休が確定していた。

　モンタスは24年12月にフリーエージェントとしてメッツに加入。２年3400万ドル（約53億円）の契約を結び、先発ローテーションの一角として期待されていた。しかし開幕前の３月下旬に右背筋の肉離れを負い、復帰は６月下旬にずれ込んだ。その後も８月下旬に右肘内側側副靱帯を負傷し、今季はわずか登板９試合（うち７試合先発）、３勝２敗、防御率6.28にとどまった。
  『MLB.com』は、「メッツは残り１年の契約に含まれる1700万ドル（約26億円）の年俸を支払う必要がある」とし、今回のDFAは「40人のロースター枠を空けるための手続き的な意味合いが強い」と報じている。

　この突然の戦力外通告に対し、ファンからは「金をドブに捨てているだけ」「両者にとってもつらい決断だ」「金は払うから消えてくれって感じだな」「肩を悪くしているのは分かっていたのに」「誰もがこうなると予想していた」といった厳しい声が上がっている。
　
　高額契約を結んだものの、相次ぐ怪我でわずか１年での離脱となったモンタス。メッツの大型補強が期待通りの結果にならなかったことを象徴する事態となった。

構成●THE DIGEST編集部

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