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侍ジャパン

「苦労しました」侍ジャパン・能見コーチが感じた“WBC仕様”の収穫と課題「データとして入れとかなあかん」ピッチクロック&MLB球に手応えがあった一方で…

THE DIGEST編集部

2025.11.23

15日と16日に韓国と強化試合を行なった日本代表。(C)Getty Images

15日と16日に韓国と強化試合を行なった日本代表。(C)Getty Images

 野球日本代表「侍ジャパン」の能見篤史投手コーチが、TBS系列の「サンデーモーニング」で来年3月に行なわれる「2026 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に向けたNPB投手陣について語った。

 侍ジャパンはWBCを見据えて、11月15日と16日に韓国戦と対戦。NPB勢だけの布陣で臨み、第1戦は11対4で勝利し、2戦目は7対7のドローだった。このシリーズはWBC仕様で行なわれ、「ピッチクロック」とMLB球が採用された。

 ピッチクロックは試合時間の短縮を目的に投球間に制限時間を設けるルールで、MLBでは23年シーズンから採用されている。投手は、捕手からボールを受けてから走者なしの場合は15秒、走者ありの場合は18秒以内に投球動作を始めないと1ボールが宣告される。またMLBで使われているボールは、NPBのそれに比べて縫い目が異なり、滑りやすいと言われていた。

 能見コーチは投手陣の対応を高く評価した。ピッチクロックについては、「日本人選手は真面目なので、それに合わせてやってくれる」と手応え。NPBへの導入にも「投手がどんどん投げていけてバッターに考えさせる時間がなくなり、投手にとってメリットはたくさんあるので、非常にいいと思います」と肯定的だ。
 
 MLB使用球にも投手陣はスムーズに馴染めたようで、「ボールの質は、昔に比べると少しずつよくなっています。最初は少し滑ったりするんですけど、順応してきて、みんな、そんなに“どうこう”はなかったですね」と振り返った。

 ただ、MLB球審の判定に合わせるのが難しかったようだ。能見コーチは「(NPBと)ストライクゾーンの違いがあった。高低はとってくれるけど、両サイド(への投球でストライクを)をなかなかとらないんですよ。そこは苦労しました。今回試合をさせてもらって、データとして入れとかなあかんと思いますね」と本番に向けた課題も挙げた。

 韓国との戦いは、侍ジャパンにとって実りのある強化試合となった。

構成●THE DIGEST編集部

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