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データが示す二刀流・大谷翔平の“異常性” 1969年以降で投手1位、打者2位「得点圏の被長打率、長打率」レジェンド選手を凌駕

THE DIGEST編集部

2025.11.24

投打両面で歴代のスター選手を凌駕している大谷。(C)Getty Images

投打両面で歴代のスター選手を凌駕している大谷。(C)Getty Images

 またも超人的な強さを示すスタッツが飛び出した。

 投打両面で進化を止めないロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、歴史的にどれほど異質な存在であるのか。マウンドの高さが低くなった1969年以降の統計を取り上げ、米野球データサイト『Codify Baseball』が現地11月22日に公式Xで、「ユニコーン」とあらためて称賛した。

 取り上げられた指標は、「得点圏に走者を置く状況での投打成績」。大きなプレッシャーがかかり、試合の勝敗を大きく左右する場面で、いかに大谷が投打両面で勝負強さを発揮してきたかが浮き彫りとなった。具体的には、投手としての「被長打率」、打者としての「長打率」だ。

 
 まず提示したのは、得点圏に走者を置いた状況での「被長打率」。この投手ランキングで大谷は、歴代トップの.292を記録。JR・リチャード(.299)、マックス・フリード(.299)、ジム・パーマー(.300)、ペドロ・マルティネス(.303)といった偉大な好投手たちの数字を凌駕しているのだ。

 さらに得点圏に走者を置いた状況での「長打率」。打者としても大谷は、歴代2位の.602を記録している。トップのマーク・マグワイア(.615)に次ぐ数字で、アルバート・ベル(.598)、バリー・ボンズ(.594)、マニー・ラミレス(.594)、アーロン・ジャッジ(.590)ら球史に残る強打者を上回った。

 球界の常識を塗り替え続けてきた大谷の“異常性”は、もはや誰も追いつけない領域に達している。

構成●THE DIGEST編集部

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