米スポーツ専門メディア『Clutch Points』は現地12月９日、サンディエゴ・パドレスのクレイグ・スタメン監督のコメントを紹介。2026年シーズンの全休が決まっているダルビッシュ有投手に対する新指揮官の期待感を伝えた。

　ダルビッシュは25年シーズン、右ひじの炎症により負傷者リストで開幕を迎え、７月に初登板。日米通算204勝目を挙げ、勝利数で日本人投手歴代トップに立った。15試合に先発登板し、防御率5.38、５勝５敗をマーク。オフに右肘の内側側副靱帯補強手術を受けた影響で26年シーズンはプレーしないと明言している。
  　現在39歳のダルビッシュは復帰が見込まれている27年シーズン開幕には40歳となる。選手やフロントとして近くでダルビッシュを見てきた指揮官は、大ベテランの域に入る日本人投手の手術明け登板について、次のように期待を込めた。

「ダルビッシュ有ならきっと大丈夫だと思う。野球界で多くを成し遂げてきた。努力、表現力、そして日々の取り組みへの細やかな配慮。この負傷からも必ず復帰できるだろう。投げ続けるかどうかを決めるのは彼と彼の家族だが、私は必ず投げられると信じているよ」

　28年まで契約を残しているダルビッシュは２年間、役割を果たし切れるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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