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プロ野球

落合博満氏がCS改革に私見 自身は中日監督時代に2007年から5年連続出場「現状のままでいいんじゃないですか」

THE DIGEST編集部

2025.12.21

25年のCSを勝ち抜いたソフトバンクの小久保監督と阪神の藤川監督。写真:鈴木颯太朗

25年のCSを勝ち抜いたソフトバンクの小久保監督と阪神の藤川監督。写真:鈴木颯太朗

 一部報道によると、日本野球機構(NPB)がクライマックスシリーズ(CS)制度の見直しの議論を開始した。早ければ、来シーズンからセ・パ両リーグで新しい形で実施される可能性もあるという。

 CSは現在、各リーグの上位3球団が出場。ファーストステージで2位と3位のチームが2戦先勝方式で対戦し、勝者が優勝球団と激突。1位のチームに1勝のアドバンテージが付与された状態で、4戦先勝方式でのファイナルステージが行なわれている。

 2025年はともにリーグ1位のチームがCSを制したが、24年にセ・リーグ3位から日本一にのし上がった横浜DeNAなど、“下克上”が起きる点に、ペナントレースの価値との整合性などに疑問の声が上がっていた。

 また、25年のセ・リーグは阪神タイガーズが首位を独走したうえに、交流戦で7位から12位に終わったため、一時は2位以下の5球団が負け越した状態になり、最終的には阪神と2位のDeNAは13ゲーム差がついた。そんななかで「5ゲーム差以上でさらにアドバンテージを」「シーズンで負け越したチームは3位でもCS出場できない」といったさらなるルール設定を求める声も訴えられている。
 
 元監督からすると、CSにどういった印象があるのか。12月21日にTBS系列の「サンデーモーニング」に出演した落合博満氏は、「現状のままでいいんじゃないですか」とそっけない。

 中日ドラゴンズの指揮を執り、2007年にセ・リーグのCSがスタートしてから退任するまで、5年連続ででチームをCS進出に導いた名将は、これまでの経緯を振り返り、「ゲーム差が離れたからって1勝、余分にアドバンテージをあげる必要がどこにあるのかと思います。クライマックスシリーズは別物だから、シーズン中の戦い方とは違うんだよね」という。

 そのうえで、落合氏は変更するならば、出場球団を2位までにするという案を出した。CSでの経験が豊富な落合氏は、現状のシステムに一定の理解を示しているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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