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次回登板は「まだ話していない」。大谷翔平の疲労状態についてマッドン監督が言及「今後も注意して見ていきたい」

THE DIGEST編集部

2021.09.12

投手としてはここまで9勝(2敗)と二桁勝利に王手をかけている大谷。(C)Getty Images

投手としてはここまで9勝(2敗)と二桁勝利に王手をかけている大谷。(C)Getty Images

 シーズン終盤に入り、二刀流スターも疲労困憊か。

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 現地時間9月11日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。45号アーチはお預けとなったものの、1回無死一塁の第1打席でライト前ヒットを放つなど、4打数1安打1四球でチームの勝利に貢献した。

 前日は3回1/3の6失点で、今シーズン2敗目を喫していた大谷。今月3日に、メジャー自己最多となる117球の“熱投”を見せた試合の影響について「多少張りとか残っているものはある」と明かしており、開幕からほぼフル回転で稼働する二刀流スターの疲労を心配する声は少なくない。
 
 地元紙『Orange County Register』によると、エンジェルスを率いるジョー・マッドン監督が大谷の体調について会見で言及したという。

「張りや痛みがあったとしたら、それは9月に入ってのことだろう。彼は今年たくさんのことを経験してきた。昨日の彼を見ただけでは、(痛みを感じていると)推測し難かった」(マッドン監督)

 その後、前日のピッチング内容に関して「いつも通りのように見えた。ただ、空振り三振に仕留める場面はなかった」と振り返った同監督。「今後も注意して見ていきたい」と慎重な姿勢を強調すると、「次回の登板については、まだ話をしていない」と現状を明かした。

 ベーブ・ルースが1918年に打ち立てた「シーズン二桁本塁打・二桁勝利」の金字塔に、わずか1勝と迫っている大谷。はたして残りシーズンの約3週間で、それを達成する瞬間は訪れるのか。新たな“偉業”に日米の期待が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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