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「オオタニは最高の選手だ」大谷翔平への“差別的発言”で物議のMLB通算254勝投手が解説復帰!「明らかに無神経だった」

THE DIGEST編集部

2021.09.12

大谷(左)への差別的な発言が物議を醸したモリス氏(右)。約1か月の謹慎からようやく復帰した。(C)Getty Images

大谷(左)への差別的な発言が物議を醸したモリス氏(右)。約1か月の謹慎からようやく復帰した。(C)Getty Images

 今夏に小さくない波紋を広げた騒動から約1か月。すべての発端となった名物解説者が、実況席に戻った。

 現地時間9月10日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)への差別的コメントで無期限の出演停止処分を受けていたジャック・モリス氏が、解説業に復帰した。

 問題の発言が飛び出したのは、現地時間8月17日に行なわれたデトロイト・タイガース戦。試合中継を担った米放送局『Bally Sports』の解説を務めたモリス氏が、大谷に放った“何気ないコメント”だった。

 6回に大谷が打席に立った際に、実況アナウンサーから「オオタニに対してどう投げますか?」と問われたレジェンドは、アジア人特有のアクセントで「ベリー・ベリー・ケアフル(非常に慎重に)」と返答。これに対して、視聴者から非難が殺到したのだ。

 現役時代と変わらぬ歯に衣着せぬ物言いで、人気を博していたモリス氏からすれば、悪気のないジョークだったのかもしれない。だが、お世辞にも笑えない軽率な振る舞いだった。当然、試合後も事態は波紋を広げ、彼に無期限の活動停止処分が科されたのである。
 
 その後、『Bally Sports』からバイアストレーニングを科され、再教育を受けた。モリス氏は9月10日の番組内で、「私はあの発言で誰かを傷つけるつもりはなかった」と釈明。そのうえで、あらためて謝罪を口にした。

「私のコメントが多くの人たちを、特にアジアのコミュニティを怒らせたことを非常に申し訳なく思う。私の認識が甘く、明らかに無神経な発言だった。本当に、本当に申し訳ない。ただ、私はあらゆる多様なコミュニティに対しても前向きな影響を与えたいと思っている。だからこれを機に、より思慮深く、自らの発言について考えていきたい」

 そして大谷については、「オオタニが球界にもたらしているすべてに最大限の敬意を持っている。私は彼の大ファンのひとりだ」と主張。さらに次のように言葉を続けた。

「間違いなく今日の野球界にあって最高の選手だ。彼のパフォーマンスを見るときは、いつも興奮がともなう。彼に代表される野球の多様性を私は昔から愛してきた。そして、私はあらゆる国と文化を結びつけるこのスポーツを一生愛し続けるだろう」

 1994年に現役を引退して以来、解説者として長年活躍してきた。そんな66歳の今後の“パフォーマンス”にも、大谷と同様に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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