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MLB

「ルースの生まれ変わりだ」大谷翔平の偉才はスペインでも反響!今季の快進撃に「野球のミケランジェロ」と感嘆

THE DIGEST編集部

2021.10.09

投打で異彩を放った1年を終えた大谷。しかしレギュラーシーズン終了後のいまも、彼への評価は高まり続けている。(C)Getty Images

投打で異彩を放った1年を終えた大谷。しかしレギュラーシーズン終了後のいまも、彼への評価は高まり続けている。(C)Getty Images

 今季のMLBにおいて、圧倒的な存在感を放ちながら、開幕から快進撃を続けてきたのが、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。その異能ぶりは、もはや日本だけに世界規模で認知されている。
【動画】全46本塁打を一挙振り返り!歴史を築いた大谷翔平の本塁打をチェック

 ついには、海を越えて、野球不毛の地ともいわれる欧州でも、「オオタニ」の名は轟き始めている。現地時間10月6日に掲載した記事で「ショウヘイ・オオタニは1世紀の時を経て誕生したベーブ・ルースの生まれ変わりだ」と伝えたのは、スペインはバルセロナに拠点を構える日刊紙『La Vanguardia』だ。

 2017年に日本ハムファイターズからのメジャー挑戦を決意した大谷について「彼はほぼすべてのチームからオファーを受け、ドジャース、カブス、ヤンキースなどの名門からも熱心に誘われた」と回顧し、当時の様子をこう論じた。

「オオタニはヤンキースやドジャースからの巨額のオファーを蹴った。おそらくヤンキースからは、マサヒロ・タナカがそうであったように1億5500万ドル(約161億円)規模のどこよりも素晴らしい給与の誘いが来ていたはずだ。しかし、彼にとって重要なことはお金ではなかった。結局、彼は総額200万ドルの契約をエンジェルスと締結したのだ。それはまるでメッシがバルサで最低額を受け取るようなものだ」
 
 メジャー挑戦当時の契約を振り返った同紙は、4年目にようやく迎えた覚醒をふまえて、大谷への賛辞を続けている。

「今年の彼がやってのけたのは、投打におけるまさしくセンセーションだ。70年以上もの間、ベーブ・ルースを除いて誰もたどり着けなかったところに行ったのだ。まさしくルースの生まれ変わりと言っていいだろう。アナハイムではほぼ全員が、野球界のミケランジェロやアインシュタインとも言えるオオタニのパフォーマンスに口を開いたまま、賛辞を贈るしかないのだ」

 野球界に一大旋風を巻き起こした大谷の存在はスポーツの垣根を越え、世界で称賛されるようになっている。そういっても過言ではないほどに日々大きくなっている。

構成●THE DIGEST編集部

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