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プロ野球

ダルビッシュ有、沢村賞の選考基準に持論「時代が変わってきている」「今の時代にあった評価を」

THE DIGEST編集部

2021.11.23

2007年に沢村賞を受賞したダルビッシュが、同賞選考委員に物申した。(C)Getty Images

2007年に沢村賞を受賞したダルビッシュが、同賞選考委員に物申した。(C)Getty Images

 11月22日、パ・リーグの投手4冠に輝いたオリックス・山本由伸が全会一致で沢村賞を受賞。選考基準7項目(15勝以上、150奪三振以上、10完投以上、防御率2.50以下、投球回200以上、25登板以上、勝率6割以上)のうち、完投と投球回以外の5項目をクリアした23歳が、最強投手の称号を手にした。

【動画】沢村賞に輝いた山本由伸!CSでの完封試合をチェック

 まさに沢村賞に相応しい圧巻のパフォーマンスを見せた若き右腕を高く評価する一方、選考委員は他選手には候補がいなかったことに「山本以外の投手にしっかりと意識を変えて(欲しい)」「もう少し投手のレベルを全体的に上げて(欲しい)」などと口を揃えた。
 
 これにサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有が反応。「時代が変わってきている分、起用法も変わりますから数字も変わりますよね」と言い、「今の時代にあった評価をしてあげるべきでは?」と疑問を呈したのだ。

 時代の移り変わりとともに先発完投型のピッチャーが減り、野球スタイルも変化している。ちなみに2007年にダルビッシュ(日本ハム時代)が同賞を受賞した際は、全7項目の基準を満たしている。

構成●THE DIGEST編集部 

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