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MLB

鈴木誠也にタイムリーを浴びたCY賞右腕が“2つのミス”を悔やむ。ブルワーズ指揮官は「打つべき球を打った」と賛辞

THE DIGEST編集部

2022.05.03

6回に貴重な追加点を生み出した鈴木(左)。対戦したバーンズ(右)は、同シーンをどのように振り返っているのか。(C)Getty Images

6回に貴重な追加点を生み出した鈴木(左)。対戦したバーンズ(右)は、同シーンをどのように振り返っているのか。(C)Getty Images

 サイ・ヤング賞右腕が悔しさをにじませている。

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 現地時間5月1日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、敵地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場。6回のタイムリーツーベースを含む3打数1安打、1打点、1三振と目に見える結果を残し、2対0のチーム勝利に大きく貢献した。

 この日、ブルワーズから先発していたのは、昨季サイ・ヤング賞に輝いているコービン・バーンズだ。7回4安打2失点、10奪三振と好投したものの、味方打線の援護がなく今季1敗目。降板後には、同試合で犯した「2つのミス」を悔やんだという。MLB公式サイトが報じている。

 1つ目のミスは、5回に5番パトリック・ウィズダムから先制ソロを被弾した際の「沈まなかったシンカー」。そしてもう1つは、タイムリーの鈴木に投じた82.1マイル(約132.1キロ)の「ひどいカーブ」とのことで、どちらもチームの失点に繋がったシーンだ。

 加えて、ブルワーズの指揮を執るクレイグ・カウンセル監督も、「バーンズが彼らに与えたあの2球は、打たなければならないものだった」と振り返っており、それを見逃さなかったウィズダム、鈴木に「彼らはその球を打ってみせたのだ」と称賛のコメントを送っている。

 3試合(17打席)ぶりの安打、4試合ぶりの打点で、ついに連続ノーヒットのトンネルから脱した鈴木。チームの連敗も3でストップするなど、気持ちのいい一戦となったが、これをきっかけに今季序盤の調子を取り戻せるか。今後のさらなる活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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