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MLB

「打線が苦しいときの投球は難しい」大谷翔平の“7回大崩れ”に監督代行は「私の責任だ」と険しい表情

THE DIGEST編集部

2022.07.23

突然の大崩れで今季5敗目を喫した大谷(左)。試合後には、ネビン監督代行(右)も反省の弁を述べている。(C)Getty Images

突然の大崩れで今季5敗目を喫した大谷(左)。試合後には、ネビン監督代行(右)も反省の弁を述べている。(C)Getty Images

 終盤の大量失点に指揮官も悔しさを滲ませた。

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 現地時間7月22日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたアトランタ・ブレーブス戦に「1番・DH兼投手」で先発。6回1/3(92球)、6安打6失点、11奪三振で5敗目(9勝)を喫し、打っても3打数無安打、2三振、1死球と振るわなかった。

 6回まで相手打線を無失点に抑え、“野茂英雄超え”の5試合連続二桁奪三振を記録していた大谷。しかし、味方の援護がないまま迎えた7回には、マット・オルソンの2ラン、エディ・ロサリオのタイムリー、オーランド・アルシアの3ランを浴び、今季ワーストの1イニング6失点で降板となった。
 
 地元紙『Orange County Register』によると、エンジェルスの監督代行を務めるフィル・ネビン氏は試合後に大谷のパフォーマンスを「打線が苦しんでいるときの投球は難しい」と振り返ったうえで、「相手はとんでもない打線だ。彼らは6回までほとんどチャンスがなかった」と終盤までの快投を称えた。

 ただ、ロサリオにタイムリーを浴びたシーンに関しては、「(アーロン・)ループを用意していたのだが、いま思えば彼を起用すべきだったかもしれない」と猛省。さらに「ただ、(オオタニが)無敵に見てしまうこともある」と続け、「私の責任だ」と険しい表情を浮かべた。

 後半初戦に1対8で敗れ、負け越しが「15」に膨らんだエンジェルス。アメリカン・リーグ西地区4位と低迷しており、プレーオフ進出が極めて厳しい状況となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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