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MLB

大谷翔平は4出塁の活躍も…“またも”クッション処理のミス、継投失敗で敗戦。エンジェルスは7月を「勝率.250」で終える

THE DIGEST編集部

2022.08.01

大谷は4出塁の活躍も、チームはまたも守乱&継投失敗でチームは敗戦。(C)Getty Images

大谷は4出塁の活躍も、チームはまたも守乱&継投失敗でチームは敗戦。(C)Getty Images

 現地時間7月31日、ロサンゼルス・エンジェルス対テキサス・レンジャーズ戦が行われ、エンジェルスは2対5で敗戦。大谷翔平は三塁打を含む2打数2安打2四球で全打席出塁するも、勝利にはつながらなかった。

 既視感のある光景がこの日も展開された。

 エンジェルスの先発は今季ノーヒッターを達成している新人左腕のリード・デトマーズ。ここ数登板、復調していた期待株だったが、四球で先頭打者を歩かせると、タイムリーも浴びて先制点を許してしまう。

 しかしその裏、エンジェルスは「2番・DH」で先発した大谷翔平が爆速三塁打を放ってチャンスを作ると、好調のルイス・レンヒーフォが右前打を放って同点に。デトマーズもこれに応え、2回表には球団史上3人目となる「3者連続三球三振」の快投を披露。続く裏の攻撃、エンジェルス打線は1死満塁の好機を迎え、犠飛で勝ち越しに成功した。
 
 いいゲーム展開だったが、5回にミスが生まれる。レンジャーズ8番、チャーリー・カルバーソンが三塁線を破る二塁打を放つと、これをレフトのブランドン・マーシュがクッション処理を見誤り、三塁まで到達されてしまうのだ。

 29日の同カードでも、ジョー・アデルが同じようにミスを犯して本塁生還を許していて、ホームのエンジェルスが慣れ親しんだ球場の守備にあたふたするという頭の痛い状況。結果的に後続に犠牲フライを許し、“またも”同点に持ち込まれしまう。

 その後は両軍とも決め手を欠く中で迎えた9回表、ホゼ・キハーダが四球などで1死満塁のピンチを作ると、エンジェルスはたまらず守護神のライセル・イグレシアスを投入。しかし、代わり端の先頭打者に右中間を破られる走者一掃の二塁打を浴びて3点を失い、試合はこのまま終了。エンジェルスは2対5で敗戦している。

 淡泊な攻撃、守備のミス、継投失敗。今季何度も繰り広げられたゲームだっただろう。

構成●THE DIGEST編集部


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