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侍ジャパン

「普通に誤審だろ!」伊藤大海への“ボール判定”が物議!MLB公式が「ストライク判定」も、球審の「手は上がらず」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.18

2番手としてマウンドに上がった伊藤。その6球目の判定が物議を醸した。写真:鈴木颯太朗

2番手としてマウンドに上がった伊藤。その6球目の判定が物議を醸した。写真:鈴木颯太朗

 3月16日に東京ドームで行なわれた、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝 日本代表対イタリア代表の試合で、伊藤大海(日本ハム)が審判から不可解なジャッジが下されたと不満の声が広がっている。

 ベスト4をかけた侍ジャパンの先発投手は、大谷翔平(エンジェルス)だった。初回からエンジン全開でイタリア打線を抑えていたが、5回には制球が乱れ2死球を出した。さらには2点を失い、4対2とイタリア代表に詰め寄られたところで、栗山英樹監督はマウンドに伊藤大海(日本ハム)を送りこんだ。

 2死一、三塁とピンチの場面で、打席には4番・ブレット・サリバンが入った。問題のシーンは、ボールカウント2-2とした6球目だ。伊藤が投じた球は、低めいっぱいに153キロのストレートが決まったように見えた。実施、MLB公式『MLB.com』のチャート図では、明らかにストライクだった。だが、球審のパット・ホバーグ氏の手が上がることはなかった。

 ベンチの大谷も仲間の力投に思わず吠えたが、ボールだと分かるやいなや落胆した表情を見せた。テレビ朝日の実況を務めた清水俊輔アナウンサーは、「惜しい1球でしたね、松坂(大輔)さん」と話を振ると、解説の松坂大輔氏は「手が上がらなかったですねー」と、その判定に悔しさを滲ませていた。
 
 この1球にネットでは、「普通に誤審だろ」「球審寝てたんちゃう?」「膝のラインより上には入っていた」「完全にストライク」「審判しっかりー」「どこがボールなのか問い詰めたい」などとファンが反応し、議論を引き起こしていた。

 不可解な判定にもかかわらず、右腕は平常心を保ったまま、続く7球目には外角にストレートを投じ、遊フライに打ち取った。ピンチを凌いだ彼には「よくやった」「メンタル強い」「最高でした」とファンは喜んでいる。

 勢いづいたイタリア打線を断ち切った伊藤。試合は9対3で白星を飾り、準決勝に駒を進めた。

構成●THE DIGEST編集部

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