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MLB

「オオタニの兜はOKなのに?」ブレーブスの“巨大帽パフォ”がまさかの緊急禁止に追い込まれて地元ファン騒然!「馬鹿げているよ」

THE DIGEST編集部

2023.04.30

かなりのインパクトを与えていたブレーブスの“儀式”。残念ながら中止を余儀なくされた。(C)Getty Images

かなりのインパクトを与えていたブレーブスの“儀式”。残念ながら中止を余儀なくされた。(C)Getty Images

 いまやMLBでホームランが飛び出すたびに恒例となっているのが、チームメイトたちとダグアウトで喜びを分かち合う個性的なセレブレーションだ。

 ロサンゼルス・エンジェルスでは大谷翔平の推奨もあって、今季から戦国武将さながらのリアルな兜を使って話題を集めている。ほかにも吉田正尚のボストン・レッドソックスは“マッチョマン”顔負けのダブルダンベルで、ミルウォーキー・ブルワーズは特大のチーズを模したハットでホームランを祝福。そしてシンシナティ・レッズではバイキングの兜とマントが登場する。さまざまなアイデアがどんどん生まれ、ファンを楽しませているのだ。

 そんななか、アトランタ・ブレーブスで好評を博していた“ビッグハット”の儀式が突如として中止に追い込まれた。

 米ネットワーク『ESPN』によるとこのセレブレーションは、地元ボストンでスポーツメモラビリアなどを扱う『More Than Sports』社が開幕直後にブレーブスの2選手にプレゼントしたのがきっかけで始まった。しかし数週間が経ち、ブレーブス側は巨大帽パフォーマンスを中止せざるを得なくなったと発表したのである。

 理由は、MLBにおける帽子の公式サプライヤーである『New Era』社から苦情が入ったためだ。おふざけの巨大帽とはいえ、ブレーブスのデザインを模した作りなだけに規定違反と見なされたのだろう。

『ESPN』は「今季のブレーブスは本塁打ラッシュ。それに伴ってビッグハットは大きな反響を呼び、ファンの間でもお気に入りとなっていた」と伝え、「それだけに中止の発表に対しては、SNS上で否定的な意見が殺到する事態に陥っている」と続けた。
 
 実際にツイッター上での声を拾うと、「まったく馬鹿げているよ!」「チームと一体になれたのに残念だ」「ファンの楽しみを奪うなんて信じられないね」「だったら公式でビッグハットを作ってくれよ!」「考え直してほしい」「エンジェルスの兜はOKなのになぜ俺たちはNG?」など、やはり厳しめのものが多い。

 その一方で、懐疑的なコメントも散見される。「ルールなのだからしょうがない」「そもそもあんな儀式が必要なのか?」「New Eraの立場になれば理解できる」「みんながあのセレブレーションを好意的に受け止めているわけじゃないよ」といった意見だ。

 はたして、ビッグハットに代わる新ネタが披露される日が来るのか。それとも『New Era』社との合作で新展開がみられるのか。ブレーブスのダグアウトに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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