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大谷翔平、ルース超えの偉業達成も5勝目ならず初黒星… 7回3失点の力投及ばず、元女房役に痛恨の逆転弾許す

THE DIGEST編集部

2023.05.10

3番・投手で先発出場した大谷はメジャー通算奪三振数を507とした。(C) Getty Images

3番・投手で先発出場した大谷はメジャー通算奪三振数を507とした。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間5月9日、本拠地エンジェル・スタジアムでのヒューストン・アストロズ戦に3番・投手で先発出場したが、7回を投げ被安打6、7奪三振、3失点で降板し、今季初黒星を喫した。エンジェルスは1-3で敗れた。大谷は2回に奪った2つ目の三振でメジャー通算502奪三振を達成し、伝説の名手ベーブ・ルースの通算501奪三振を超えた。

【動画】神様超えの502奪三振の瞬間!
 前回登板でメジャー通算500奪三振を記録していた大谷は、1回に先頭のマウリシオ・デュボンから三振を奪い、ベーブ・ルースの501奪三振に並ぶと、2回にも6番ジェレミー・ペーニャから137キロのスイーパーで三振を奪う。2ウェイプレーヤーとしての新記録となる502奪三振を達成した。その後も三振を奪った大谷は、この試合で通算507奪三振としている。

 快調なペースで昨季世界一のアストロズの打線を抑えていた大谷だったが、1点リードの5回に突如制球を乱す。8番のジェイコブ・マイヤーズをストレートのフォアボールで歩かせると、続く9番のマーティン・マルドナドに2ランホームランを許してしまう。2018年に大谷とバッテリーを組んでいた元女房役の一発で試合をひっくり返されると、さらに連打を許して1点を失った。大谷はこの回、指を気にする仕草を見せており、なんらかのアクシデントがあった模様だ。しかし大谷は6回、7回もマウンドに上がり、その後は無失点で踏ん張る力投を見せた。大谷は7回103球を投げて降板している。

 大谷は打者としては3打数ノーヒットで、6回の第3打席では打撃妨害で出塁したものの得点には至らなかった。打線もアストロズ先発のフランバー・バルデスを打ち崩せず、ザック・ネトのソロアーチによる1点に抑えられ、エンジェルスは1-3で敗れている。一方、アストロズは連敗を3で止めた。

構成●THE DIGEST編集部
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